探偵に人探しを依頼する際のポイントや具体的な方法などを徹底解説！

1．探偵による人探しのアプローチ法

まずは、探偵による人探しはどのような方法で行われるのか、アプローチの仕方をチェックしましょう。

1-1．依頼者からのヒアリングが重要

探偵事務所によって具体的な人探しのアプローチ法は異なりますが、まずは依頼者からのヒアリングを行います。捜索対象がどのような人物なのか、どこで何をしていたのか、いつどこでいなくなったのかなど、小さな内容でも大切な情報です。依頼者から得た情報を元に、どこから調査をすればいいのかと計画を立てていきます。情報がたくさんあればあるほど手がかりが増えることになるため、探偵に依頼する際は小さな情報でもしっかりと伝えることが大切です。なお、以下のような情報があれば、探しやすくなります。

• 名前・生年月日
• 出身地・実家や過去に住んでいた場所
• 電話番号
• 所持している自動車の登録ナンバー等
• 卒業した学校・学部の名称
• 現在または以前の職業・職場

1-2．実地調査とデータ調査

依頼者からヒアリングを行った情報をまとめた上で、実地調査とデータ調査の両方から人探しが始まります。実地調査は、実際に調査対象者が住んでいる、または所縁のある場所に赴き、行動を調べることです。聞き込みや張り込みをしながら、調査対象者の情報を集めることもあります。そして、データ調査は情報ソースを利用したり、調査対象者のSNSやデバイスなどを確認したりする方法です。データを元に調査対象者の行動範囲を見定め、痕跡が残る場所を探し出します。

1-3．調査対象者の私物を確認することも

人探しの状況によっては、調査対象者の私物を確認することもあります。たとえば、最近発生したばかりの家出や失踪などが絡んでいるケースです。調査対象者の自宅や自室から持ち出されているものを確認し、意図的な家出か、それとも事件性があるかを判断します。通帳や印鑑など必要なものが持ち出されている場合は意図的な家出の可能性があるでしょう。しかし、自宅から持ち出しているものが何もない場合は犯罪に巻き込まれた可能性もあります。事件性があると判断されれば、警察へ捜索願を出したほうがいいでしょう。

1-4．SNSアカウントから見つけ出す

最近は、SNSアカウントから調査対象者を見つけ出すケースが増えています。特に、若者はTwitterやInstagramなどのSNSを利用している人がほとんどで、SNSを通じて出会った人の家に潜り込んでいる可能性があるからです。また、SNSをチェックすることで調査対象者がいる場所を割り出したり、友人・知人関係が把握しやすくなったりすることもあります。調査対象者が使用していたパソコンなどのデバイスがあれば、探偵に提供してください。SNSにアップされた写真から居場所を特定できる可能性もあります。

1-5．聞き込みと張り込み

前述したように、人探し調査では聞き込みと張り込みも行います。依頼者からの事前情報などから得たデータを元に、調査対象者と関わりのある知人や友人に対して聞き込みを実施する流れです。友人や知人への聞き込みは、下手をすれば調査対象者にバレたり、不審に思われたりする可能性がありますが、人探しのプロである探偵ならノウハウを身につけているので怪しまれる心配はありません。また、調査対象者の行動範囲やよく訪れる場所などが判明すれば、その周辺で張り込み調査を行うこともあります。

2．探偵事務所に人探しを依頼するメリット

ここでは、探偵事務所に人探しを依頼するメリットについて詳しく説明します。

2-1．早期発見につながる

何よりも探偵に人探しを依頼することで、早期発見へとつながります。「自分たちでは見つけ出すことができなかった」という理由で探偵に依頼するケースがほとんどです。ある程度の情報を入手していれば、自分たちで探し出せることもありますが、どこで何をしているのか痕跡すらも分からない場合はなかなか発見できません。特に、事件性が高いケースは時間が勝負になるので、早く見つけ出すためにも探偵の力を借りたほうがいいでしょう。探し始める時間が遅ければ遅いほど、手がかりも失ってしまいやすくなります。

2-2．周囲に知られず探し出せる

状況によっては、周囲に知られることなく人探しをしたい方もいるでしょう。自分たちで調べると周囲にバレたり、調査対象者の知人や友人に知られてしまったりする恐れがあります。意図的に家出をした場合、人探し対象者が対策を立てる可能性もあるので慎重さが必要になるでしょう。周囲の人に知られず、人探しをしたい方は探偵に依頼するのがおすすめです。探偵は探偵業法に基づき、守秘義務を守って調査を行います。第3者に話したり、調査対象者の情報をばらまいたりすることはないので安心です。

2-3．アフターケアも充実している

探偵事務所の中には、アフターケアが充実しているところがあります。依頼者の心配な気持ち、不安な気持ちをしっかりと考慮し調査を行ってくれるでしょう。調査終了後には、これからどのように向き合えばいいのか、どのように対処すべきなのかなど、具体的なアドバイスももらえるのは大きなメリットです。探偵事務所によっては、弁護士や司法書士など法律関連の専門家を無料で紹介してくれるところもあります。

2-4．無料カウンセリングが受けられる

「いきなり探偵に依頼するのはちょっと……」と思っている方は、まず無料相談・無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。ほとんどの優良探偵事務所では、無料相談を受け付けています。無料相談であれば、匿名でも利用可能です。家族や知人・友人に話せないことでも、第3者の探偵になら打ち明けることができるでしょう。話を聞いてもらうだけでも心が軽くなり、解決策が見えてくることもあります。

3．探偵事務所の選び方と事例紹介

ここでは、探偵事務所の選び方と事例を紹介します。

3-1．悪徳業者に要注意！

探偵事務所に人探しを依頼する際は、いくつか注意しておきたいことがあります。特に、注意してほしいのは、悪質な探偵事務所とのトラブルです。「見積書には記載されていない高額な追加費用を請求された」「きちんと調査を行ってくれなかった」などと、さまざまなトラブルが起きています。不正を働く悪質な探偵事務所は、見積書の内容や料金設定が不明確になっていたり、スタッフの対応が悪かったりするなどの特徴があるので注意が必要です。最初から1社に決めるのではなく、複数の探偵事務所を比較することが大切なポイントとなります。

3-2．探偵事務所を選ぶ際のポイント

では、どのようなポイントに注目して探偵事務所を選べばいいのでしょうか。探偵事務所選びの主なポイントは、下記を参考にしてください。

• 人探しの実績があるか
• スタッフや探偵の対応が丁寧でスピーディーか
• 見積書の内容が具体的に記載されているか
• どのような方法で人探しを行うか、詳しく説明してくれるか
• 料金設定が明確になっているか
• 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
• 調査事例がホームページ等に掲載されているか
• 口コミや評判がいいか
• 探偵業の届け出があるか

基本的に、探偵業を営むためには、事務所を構える都道府県の公安委員会へ届け出が必要になります。つまり、探偵業の届け出がない探偵事務所は、悪徳業者の可能性が高いというわけです。

3-3．人探しの事例を紹介

ここでは、探偵による人探しの事例をいくつか紹介します。探偵へ人探しの依頼を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

3-3-1．遺書を書いた息子の捜索

仕事のことで悩んでいた息子が遺書らしきものを残し、家出をしたという親御さんからのご相談です。自殺の恐れが非常に高いため、早期発見のためにも探偵の数を増やし調査を行います。最初に、息子さんの自室を調べたところ、「富士樹海」の特集ページに折り目の跡を発見し、即座に現地へと足を運びました。最終のバス停に若い男性を降ろしたという運転手の情報から、警察の協力を得て富士樹海を捜索したところ、本人らしき人物を発見します。発見後、両親と話し合い、しっかりと療養してから社会復帰されたそうです。

3-3-2．中学時代の友人を探してほしい

50代の男性から、中学時代に親しくしていた友人を探してほしいという依頼です。1年前に実施された同窓会に参加しておらず、誰も連絡先や所在地を知らないとのことで、依頼者も非常に心配していました。依頼者の情報から数年前に勤めていた会社に聞き込みを行うも、新たな情報を得ることはできません。取材対象を広げたところ、元同僚から引っ越したことを知り、住所も判明しました。調査対象者は体調を崩すことが多く、通院の日々でなかなか連絡を取る機会がなかったそうです。

3-4．人探しなら探偵社アヴァンスへ

どの探偵事務所に依頼すればいいのか分からずに悩んでいる方は、ぜひ探偵社アヴァンスにご依頼ください。「突然所在地が分からなくなった友人の行方が知りたい」「初恋の人に会いたい」など、どのような要望でも対応しています。また、探偵社アヴァンスでは、明確な料金体系を設定しているため、見積時にご案内した料金以外の費用が発生することはありません。無料相談も受け付けているので、ぜひ一度ご相談ください。

4．探偵の人探しに関してよくある質問

探偵の人探しに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q．人探しの難易度が高くなるケースは？
A．圧倒的に、調査対象者の情報が少ないケースです。情報が少なければ少ないほど、どこから調査をすればいいのか分からなくなり、調査範囲が非常に広くなってしまいます。対象者に関する情報が少ないのはもちろんのこと、対象者と依頼者との関係性が近しくないケースも難易度が高めです。そのほか、最後に接触してから結構な年月か経過していたり、対象者がわざと身を隠していたりするケースも人探しの難易度が高くなります。

Q．調査の内容を知ることはできるのか？
A．調査報告書によって具体的な内容を知ることができるでしょう。基本的に、探偵へ人探しを依頼すると、最後に調査結果をまとめた調査報告書が渡されます。調査報告書の内容に、対象者がどこで何をしていたのか、どのような方法で人探しが行われたのかなど、具体的な内容が記されているので必ずチェックしてください。

Q．自分で人探しをするメリット・デメリットは？
A．大きなメリットは、費用を抑えられることです。時間と手間はかかりますが、費用を最小限に抑えることができるでしょう。しかし、すぐに見つけられなかったり、手遅れになったりする可能性もあります。特に、自殺や事件性が高いケースは早期発見が命につながることが多いので、探偵に依頼したほうがいいでしょう。

Q．探偵による人探しはいくらかかるのか？
A．情報量や知りたい内容などによって費用は大きく異なります。参考として、探偵社アヴァンスの料金体系を以下にまとめました。

• 氏名・生年月日のほかに地域など情報が多くある：40,000～66,000円（税込）
• 氏名以外に地域など情報が多くある：66,000～88,000円（税込）
• 氏名・生年月日のほかに情報がほとんどない：88,000～110,000円（税込）
• 氏名以外に情報がほとんどない：110,000～143,000円（税込）

Q．調査費用を節約するポイントは？
A．なるべく多くの情報を探偵へ伝えることが、人探しの費用節約につながります。料金体系を見れば分かるように、情報が少なければ少ないほど費用が高額になりがちです。失踪時の状況や旧住所・顔写真・旧勤務先など、小さな情報でも伝えることが大切になります。

まとめ

いかがでしたか？ 自殺や事件性のある家出は、特に探偵の力が大きくなります。自分では探し出せない場合は、探偵事務所に人探しを依頼するのがおすすめです。なお、人探しを依頼する際は、対象者の情報をできるだけ多く提供してください。対象者の情報が多ければ多いほど見つけ出しやすく、調査費用も抑えることができます。なお、探偵社アヴァンスでは無料相談を受け付けているので、人探しでお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。