探偵事務所に金銭トラブル調査を依頼する方法！ 主な事例も詳しく！

1．金銭トラブルを解決するのが難しい理由

最初に、金銭トラブルを解決するのが難しい理由について詳しく見ていきましょう。

1-1．相手に強く言いづらい

金銭トラブルの解決が難しい理由として、相手に強く言いづらいことが挙げられます。人間関係の問題が絡んで、思うように請求できないパターンです。たとえば、借金を期日までに返してもらえずに催促しようとしても、相手が親しい人だったり目上の人だったりする場合は、なかなか言い出すことができません。特に、優しくておとなしい性格の人が抱え込みがちなケースといえます。

1-2．催促しても巧みに逃げてしまう

相手に催促しても巧みに逃げてしまうと、金銭トラブルをなかなか解決できません。直接口頭で請求したり内容証明郵便を送付したりしても、「今は無理だけど近いうちに必ず支払う」などと、巧みにかわされてしまいます。そのため、長期間金銭トラブルを抱えたままになってしまうのです。

1-3．相手の連絡先が分からない

金銭トラブルを解決しようとしても、相手の連絡先が分からなくて請求できないケースもあります。返済してもらいたくても、音信不通になってしまえば、手が出ません。中には、架空の連絡先を知らされている場合もあります。また、偽名を使われている場合もあり、アプローチするのが困難を極めることもあるでしょう。

1-4．ほかの人に相談しづらい

ほかの人に相談しづらいのも、金銭トラブルを解決するのが難しい理由です。実際に、金銭トラブルを起こすのは恥ずかしいことと考えている人が多くいます。そのため、ほかの人に相談せず、自分だけで解決しようとしてしまうのです。しかし、いろいろな方法で解決しようとしても時間が過ぎるだけで、長期間そのままになってしまいます。

1-5．正当性がないケースもある

金銭トラブルの中には、正当性がないケースもあります。たとえば、以前の交際相手から、別れたことを理由に交際中に支払った費用を全額請求されるといった場合です。客観的に見て正当性がないケースでは、請求された側も支払う理由がないため、支払いを拒否することでしょう。そのため、泥沼に発展しやすいといえます。

2．金銭トラブルの種類と特徴

ここでは、金銭トラブルの主な種類と特徴について詳しく見ていきましょう。

2-1．契約違反

金銭トラブルの種類として第一に挙げられるのが、契約違反です。契約違反の種類には、以下の3種類があります。

2-1-1．履行遅滞

履行遅滞とは、契約期限までに契約内容を実施できなかったケースになります。たとえば、商業施設のオープン予定日までに内装を完成できなかったなどです。履行遅滞は、契約期限を延長すれば完了できるものの、依頼者側に大きな不利益をもたらします。

2-1-2．履行不能

契約内容の実施自体ができなかったケースが、履行不能になります。たとえば、購入予約契約をした後で、何らかの理由で商品やサービスが発売中止になったなどの場合です。契約自体が白紙になることから、契約内容によっては違約金が発生することがあります。また、すでに代金を支払っている場合で返金されないトラブルも、ありがちです。

2-1-3．不完全履行

不完全履行とは、契約内容を実施したものの不完全な状態になっているケースになります。たとえば、返済すべき借金が100万円ある場合、返済期限までに30万円が返済されたものの、残りの70万円は未返済のままといったパターンです。

2-2．詐欺

金銭トラブルの種類として、詐欺もよくあるケースになります。詐欺にはさまざまなパターンがありますが、最初から被害者をだまそうとして近づいてくるのが特徴です。具体的には、結婚詐欺・投資詐欺・契約詐欺・販売詐欺などのほか、いわゆる「オレオレ詐欺」などがあります。詐欺は被害者の心に大きなダメージを残すことからも、とても悪質といえるでしょう。

2-3．賃金の未払い

賃金の未払いも、金銭トラブルでよくあるパターンになります。たとえば、残業手当や休日出勤手当の未払いです。無給での時間外勤務が当然のようになっている場合は、実際の勤務時間に見合わない、低賃金で労働していることになります。また、勤務先の経営不振や倒産により、賃金が未払いになることもあるでしょう。

2-4．養育費の未払い

金銭トラブルの種類として、養育費の未払いも挙げられます。離婚した妻が夫から養育費を毎月受け取ることになったはずが、まったく支払われない、もしくは金額が少ないといった場合です。養育費の支払いは、子どもに対する親としての義務ですが、実際には未払いのケースが多く見られます。

2-5．家賃の滞納

賃貸物件でよくあるのが、借り主が家賃を滞納するケースです。1か月だけなら数万円程度でも、数か月以上滞納すると、数十万円以上の被害になります。特に、貸し主と借り主との間で直接賃貸契約を結んでいる場合は、注意が必要です。家賃の滞納があっても、普通借家契約を結んでいる場合は、すぐに退去させるのが難しいことがあります。

3．探偵事務所に金銭トラブルの調査を依頼するポイント

探偵事務所に金銭トラブルの調査を依頼するポイントについて、詳しくご紹介します。

3-1．探偵事務所に金銭トラブルの調査を依頼するメリット

探偵事務所に金銭トラブルの調査を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

• 自分で調査するよりはるかに効率がよい
• 調査にかかる時間や手間を大幅に節約できる
• 客観的な証拠をつかむことができる
• 第三者に依頼することで気持ちが楽になる
• 調査中であることが調査対象にバレにくい

3-2．信頼できる探偵事務所の見極め方

金銭トラブルの調査を依頼する際には、以下のポイントを参考にして信頼できると判断した探偵事務所を見極めましょう。

• 金銭トラブルの調査で豊富な実績がある
• 簡単な相談や見積もりは無料
• 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
• 都合のよい調査期間を考慮してもらえる
• 調査結果を分かりやすく調査報告書にまとめてもらえる
• スタッフの教育が行き届いていて顧客からの評判もよい
• 必要に応じて弁護士などを紹介してもらえる
• 活動地域の公安委員会に探偵業の届け出済み

なお、当探偵社アヴァンスも金銭トラブルの調査で豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。簡単な相談や見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。

3-3．探偵事務所に金銭トラブルの調査を依頼するときの注意点

探偵事務所に金銭トラブルの調査を依頼するときには、いくつか注意すべき点があります。

3-3-1．持っている情報をすべて開示する

持っている情報は、すべて開示してください。探偵事務所では、依頼者から提供された情報を元に、調査を進めていくからです。このとき、情報が少な過ぎると調査が困難を極め、長期化することがあります。小さなことでも大きな手がかりになることがあるので、持っている情報をすべて開示して探偵事務所に協力しましょう。

3-3-2．不明な点をそのままにしない

探偵事務所に調査を依頼するときは、不明な点をそのままにしないでください。小さなことでもそのままにすると、後日行き違いが発生してしまうことがあります。不明な点があるときは都合よく解釈せず、その場で確認して必ずクリアにしておきましょう。

3-3-3．調査中は絶対に口外しない

調査中は、絶対に口外しないでください。探偵事務所での調査は、極秘で進めることによって、証拠をつかめるものです。探偵事務所に調査を依頼すると気持ちがゆるみ、誰かに話したくなることもあるでしょう。しかし、いつどこから調査対象に伝わるか分かりません。万が一、調査対象に調査中であることが伝わると、慎重に行動されたり逃げられたりすることがあり、調査の難易度がグンと上がるので気を付けましょう。

3-3-4．追加調査の依頼は慎重に判断する

万が一、調査期間内に客観的な証拠がつかめない場合、探偵事務所から追加調査を提案されることがあります。しかし、追加調査の依頼は、慎重に判断してください。まったく手応えがなかったという場合は情報不足が原因のため、追加調査を依頼しても無駄になる可能性があります。一方、単なる調査時間不足で、追加調査により確実に証拠をつかめる可能性が高い場合は、探偵事務所とよく相談して進めてみるとよいでしょう。

4．探偵事務所での調査で金銭トラブルを解決した事例

ここでは、当探偵社アヴァンスでの調査によって金銭トラブルを解決した事例を、3つご紹介します。

4-1．知人の連絡先を突き止めて借金を返済させた事例

Aさんは、長年の知人から100万円の借金を申し込まれました。大切な知人からの依頼とあって、Aさんは借金の申し込みを快諾し、100万円を知人に貸したのです。しかし、間もなく知人が行方不明になり、100万円を返済してもらうことができなくなりました。Aさんは困り果てた末、私どもに知人の行方調査を依頼することにしたのです。調査の結果、無事に知人の連絡先を突き止めることができ、Aさんは借金を分割で返済してもらうことができました。

4-2．結婚詐欺の相手の連絡先を突き止めて示談に持ち込んだ事例

結婚詐欺により300万円の被害に遭ったBさんより、結婚詐欺の相手の身上調査をご依頼いただきました。結婚詐欺の相手の本名や連絡先はすべて偽りであり、連絡を取ろうにもできない状態が続いていたからです。私どもで身上調査を進めた結果、ターゲットの素性を突き止めることができ、Bさんに報告いたしました。その後示談に持ち込んだBさんは、300万円を取り戻せただけでなく慰謝料も受け取ることができたとのことです。

4-3．元夫の身辺調査にて養育費の未払いを解決した事例

元夫から養育費の未払いに悩んでいたCさんから、私どもに身辺調査のご依頼がありました。そこで、私どもで調査を進めた結果、Cさんの元夫は現在の恋人と同せいしていることが判明したのです。Cさんの元夫は、恋人との生活費だけで手一杯になっていたため、養育費が未払いになっていたのでした。事実を知ったCさんは、弁護士に相談して法的な手続きを進め、未払いを解決したとのことです。

5．金銭トラブルを回避する方法

ここでは、金銭トラブルを回避する方法について具体的にご紹介します。

5-1．基本的に金銭の貸し借りをしない

金銭トラブルを回避するには、基本的に金銭の貸し借りをしないようにしましょう。たとえ少額であっても、金銭の貸し借りは思わぬトラブルにつながりやすいからです。また、仲のよい親族であっても、金銭トラブルは絶縁をもたらすほどのダメージになります。良好な人間関係を維持するためにも、金銭の貸し借りは極力避けましょう。

5-2．契約書や借用書を作成する

金銭を貸し借りする際には、必ず借用書を作成するようにしましょう。きちんと借用書を作成せず、口約束で貸し借りすると、高確率で金銭トラブルの原因になります。また、何らかの取り引き行うときは、必ず契約書を交わしましょう。契約書を交わすことで、少なくとも「言った・言わない」の争いを避けることができます。また、契約違反を起こした場合の違約金についても明示することで、無用な金銭トラブルを防ぐことが可能です。

5-3．投資する際は徹底的に調べてからにする

投資する際は、企業の経営状況や評判などを徹底的に調べてからにしましょう。甘い話には、何らかの理由があって当然と考えてください。投資話には、大きなリスクが伴います。身近な人物からの誘いであっても、その場の雰囲気に流されず、いったん持ち帰ってから慎重に吟味することが大切です。

5-4．身の丈に合った生活を心がける

身の丈にあった生活を心がけるのも、金銭トラブルを避けるために重要なポイントです。うまい話にすぐ乗ってしまう人は、身の丈以上の生活を夢見る傾向があります。すると、目の前の甘い話に乗ってしまい、詐欺に遭ってしまうこともあるでしょう。うまい話には理由があると考え、自重することが大切です。

5-5．金銭にルーズな人と交際しない

金銭トラブルを避けるには、金銭にルーズな人と交際しないことを心がけましょう。金銭にルーズな人と交際すると、トラブルに巻き込まれやすいからです。実際に、金銭にルーズな人にお金を貸してしまうと、何かと理由を付けて返済してくれないことが多くなります。返済を求めると、むしろ非難されることがあるので、関わらないほうが賢明です。

5-6．借金の保証人や連帯保証人にならない

親しい間柄であっても、借金の保証人や連帯保証人にならないことが大切です。借金の保証人や連帯保証人は、契約者が返済不能になった場合に、身代わりとして返済する義務を伴います。たとえ名前だけ貸してほしいとお願いされても、絶対に断りましょう。うっかり名前を貸してしまうと、借り主が返済不能になった場合に、思わぬ借金を背負うことになります。

5-7．問題が大きくなる前に相談する

金銭トラブルを回避するには、問題が大きくなる前に相談することも必要です。金銭トラブルで悩む人の多くは、一人で抱えることで、問題を大きくしてしまっています。これはおかしいと感じた時点で、すぐに信頼できる相談先に頼りましょう。身近に頼れる人がいない場合は、公的機関や弁護士事務所などに相談するのも一つの方法です。

まとめ

今回は、探偵事務所での金銭トラブルの調査について詳しく解説しました。金銭トラブルを解決するには、信頼できる探偵事務所へ調査を依頼することをおすすめします。第三者による客観的な証拠をつかむことで、金銭トラブルを早期に解決することが可能です。なお、当探偵社アヴァンスも、金銭トラブルの調査を数多くお受けし、大変ご好評をいただいています。簡単な相談や見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。