浮気の証拠はボイスレコーダーでとれるのか? ボイスレコーダーの活用方法
浮気の証拠をボイスレコーダーで確保しようとする場合、いくつか注意点があります。何とか浮気の証拠を手に入れたいけれど、どうすればボイスレコーダーを活用できるのか、悩んでいる方は多いでしょう。何も知らずにボイスレコーダーを使用すると、逆に相手から訴えられる可能性があるので注意が必要です。そこで、本記事では、ボイスレコーダーで浮気の証拠をつかむ方法と注意点などを解説します。
- 浮気調査におけるボイスレコーダーの役割と重要性
- ボイスレコーダーの機能と特徴をチェック!
- 浮気調査でボイスレコーダーを活用する方法
- ボイスレコーダーの選び方と注意点
- ボイスレコーダーの活用事例を紹介
- 浮気調査とボイスレコーダーに関してよくある質問
この記事を読むことで、ボイスレコーダーを活用して浮気の証拠を押さえるコツや活用事例などが分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1.浮気調査におけるボイスレコーダーの役割と重要性
最初に、浮気調査におけるボイスレコーダーの役割と重要性をチェックしましょう。
1-1.浮気相手との会話が録音できる
浮気調査におけるボイスレコーダーは、浮気相手との会話が録音できる重要な役割があります。そもそも、浮気の証拠になるものは、第三者から見ても浮気していると分かるものです。たとえば、浮気相手とラブホテルに出入りしている写真や動画、体の関係を持っていることが分かるメールの記録などがあります。ボイスレコーダーは、浮気相手との性交渉を録音できるため、誰が見ても浮気していると判断できる証拠が手に入るのです。
1-2.慰謝料請求や離婚訴訟にも効果的
ボイスレコーダーで入手した会話内容によっては、慰謝料請求や離婚訴訟にも効力を発揮します。どのような録音が効力を発揮するのか、疑問に感じている方は多いでしょう。主に、以下のような会話の内容が、慰謝料請求や離婚訴訟に有効となります。
- 性行為および類似行為をしている場面
- 肉体関係を持っていることが分かる明確な会話
- パートナーが浮気を認めた発言
浮気を匂わせるだけの発言は、残念ながら証拠としては不十分です。ただし、浮気の証拠が複数ある場合は、浮気を匂わせた発言でも説得力を持たせることができます。浮気の証拠は1つだけでなく、複数用意しておいたほうがいいでしょう。
2.ボイスレコーダーの機能と特徴をチェック!
ここでは、ボイスレコーダーの機能と特徴を解説します。
2-1.音質が大事
浮気調査でボイスレコーダーを活用する場合は、音質が最も大切な機能となります。ボイスレコーダーにはさまざまな機能が備わっており、価格が高いものほど高機能が充実しているでしょう。音質やフォーマットに関する機能としては、主に以下のようなものがあります。
- ハイレゾ対応:CDを超える音質(ハイレゾ)に対応している。音質にこだわりたい方におすすめ
- PCM対応:音質を圧縮せずに記録する方法で高音質
- MP3再生:楽曲データを1/10程度のサイズに圧縮できる
- WMA再生:マイクロソフト社が開発した音声圧縮方式で、高音質で録音できる
- ローカットフィルター:低い周波数の音がカットできる
2-2.チェックしておきたい電源の種類
浮気調査ではボイスレコーダーを長く回し続けるため、電源の種類もチェックしておきたい機能の1つです。ボイスレコーダーの主な電源は、以下の4種類があります。
- 乾電池:単3形、単4形の乾電池に対応している
- 内蔵電池:充電式タイプで、リチウムイオンやリチウムポリマーなどの高性能電池が搭載されている
- USB充電:USBを接続することで録音データがやり取りできる。充電池と乾電池の両方に対応可能なタイプもある
- AC電源接続:AC電源に接続して使用するため、長時間の録音が可能
3.浮気調査でボイスレコーダーを活用する方法
ここでは、浮気調査でボイスレコーダーを活用する方法について詳しく説明します。
3-1.ボイスレコーダーを自分の持ち物に仕込む
パートナーとの会話から浮気の証拠を得るために、ボイスレコーダーを自分の持ち物に仕込む方法があります。たとえば、パートナーにさりげなく浮気関連の話題を出してみるといいでしょう。そこで、パートナーがどのような反応を見せるのか、どのような言葉を出すのか、記録するためにボイスレコーダーを自分のバッグやポケットの中に仕込ませておきます。さりげない会話から浮気の証拠がつかめる可能性もあるのです。
3-2.共有スペースに設置する
ボイスレコーダーを寝室やリビングなど、共有スペースに設置するのも活用方法の1つです。自分がいないときに、パートナーが共有スペースで浮気相手と携帯で会話している可能性があります。共有スペースに連れ込むこともあるでしょう。なお、共有スペースにボイスレコーダーを設置する場合は、分かりにくい場所に置くことが大切です。
3-3.設置場所に要注意!
浮気調査でボイスレコーダーを活用する場合、設置場所に注意が必要です。パートナーのカバンや衣類など相手の持ち物にボイスレコーダーを仕込むと、プライバシーの侵害に該当する恐れがあります。ボイスレコーダーを仕掛ける場所によっては、浮気の証拠を手に入れたとしても、違法行為で手に入れたと判断されれば証拠として認められません。たとえ、浮気相手が分かっていたとしても、浮気相手の家や車などにボイスレコーダーを設置しないように注意しましょう。
3-4.ボイスレコーダーの証拠だけでは不十分
ボイスレコーダーで手に入れた音声だけでは、浮気の証拠として不十分です。前述したように、浮気相手と肉体関係を持っていることが分かる会話が明確に録音されている場合は、浮気の証拠として有効となります。ただし、録音できた音声によっては、浮気の証拠として有利に働かないケースもあるのです。ボイスレコーダーの音声による証拠能力を高めるために、ボイスレコーダーだけでなく、写真や動画など複数の証拠を集めてください。
4.ボイスレコーダーの選び方と注意点
ここでは、ボイスレコーダーの選び方と注意点を解説します。
4-1.相手にバレない小型サイズ
浮気調査に使用するボイスレコーダーは、できるだけ相手にバレないよう小型サイズを選ぶのがポイントです。ボイスレコーダーの小型サイズとして、ペン型やスティック型などがあります。ペン型は共有スペースに置いていても、相手にバレる心配はありません。スティック型も服の中に、簡単に仕込めるのでおすすめです。ボイスレコーダーの中には、起動音や録音ライトも点灯しない超小型サイズもあります。
4-2.録音時間と電池の持続時間
ボイスレコーダーを選ぶ際は、録音時間と電池の持続時間にも注目してください。共有スペースに忍ばせていたとしても、電池と充電が切れてしまえば意味がありません。浮気調査の間はボイスレコーダーを回したままにしておくので、共有スペースに設置する場合は最低でも10時間以上使用できるボイスレコーダーを選んでください。また、容量不足にならないように、どのくらい録音できるのかチェックしましょう。
4-3.日本製品がおすすめ
海外製品のボイスレコーダーは安く購入できますが、浮気調査におすすめなのは日本製品です。日本製品のボイスレコーダーは質がよく、遠隔操作や音声検知モードといった機能が備わっています。せっかく浮気現場を音声で押さえたとしても、ノイズで聞き取れない音声は浮気の証拠として認められません。浮気相手との会話を明確に録音できるボイスレコーダーを選びましょう。
4-4.実物を試すことが大事
最近は、インターネットでボイスレコーダーを購入する方が増えています。ネットショッピングでは店頭で買えないボイスレコーダーもチェックできますが、できれば店頭で実物を試してください。前述したように、ボイスレコーダーを使用した浮気調査は、音声の質が大切な要素となります。実際に使用してどのような音声になるのか、店頭で実物を確認してください。また、購入後は、何度か自分で練習してみましょう。
5.ボイスレコーダーの活用事例を紹介
ここでは、ボイスレコーダーの活用事例をいくつか紹介します。
5-1.車内に設置したボイスレコーダーから
配偶者が毎日通勤で使用している車の中に、ボイスレコーダーを設置したことから浮気の証拠がつかめたケースです。ボイスレコーダーで記録した音声から「仕事が遅くなる」と連絡が来た日に、浮気相手と会っていたことが判明しました。その音声には、次回デートの約束や行く先の計画を立てている浮気相手との会話が記録されていたのです。
5-2.寝室のペン立てに仕込んだことがきっかけで
寝室のペン立てに、ペン型のボイスレコーダーを設置したことがきっかけでパートナーの浮気が判明しました。なんと、浮気相手を自宅に連れ込み、そこで性行為を重ねていた記録を手に入れたのです。さらに、1回だけでなく、何回も浮気相手と性行為を重ねていたことが分かりました。1回目の浮気現場でボイスレコーダーを回収せずに、そのまま置いていたからこそ、決定的な浮気の証拠を押さえることができたケースです。
5-3.浮気調査なら探偵社アヴァンスへ
自分で浮気の証拠をつかめない、どうすればいいのか分からないと不安を感じている方は、浮気調査を行っている探偵社アヴァンスへご相談ください。探偵社アヴァンスは、全国で5,000件以上の調査実績を誇っている探偵事務所です。弁護士や行政書士など専門家からの依頼も多く、作成した調査報告書は離婚訴訟をはじめとする多数の裁判で証拠として認められています。無料相談も受け付けているので、ぜひ一度ご相談ください。
6.浮気調査とボイスレコーダーに関してよくある質問
浮気調査とボイスレコーダーに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.浮気調査に適さないボイスレコーダーは?
A.ボイスレコーダーの中には、人の声を認識できないタイプがあります。浮気調査では相手にバレないように設置する必要があるため、音声が届きにくい場所でも人の声を聞き分けるタイプのボイスレコーダーを選んでください。そのほか、収録時間が10時間以下、バッテリー持続時間が50時間以下、大きさや色・デザインで目立つものも避けたほうがいいでしょう。
Q.録音データを裁判所へ持ち込む際の注意点は?
A.録音データを自分で書き起こす必要があります。音声データをそのまま裁判所へ持ち込んでも、裁判官は直接確認しません。そのため、録音データは自分で書き起こした後に、重要箇所にタイプスタンプを付けておくといいでしょう。自動書き起こしソフトを使用してもいいですが、できれば自分で書き起こしたほうが正確です。
Q.探偵事務所選びのポイントは?
A.探偵事務所を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
- 浮気調査に長(た)けているか
- 無料相談を受け付けているか
- スタッフや調査員の対応が丁寧でスピーディーか
- 料金体系が明確になっているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- アフターサービスが充実しているか
- 口コミや評判がいいか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の探偵事務所を比較することが大切です。
Q.探偵事務所に浮気調査を依頼するといくらかかるのか?
A.参考として、探偵社アヴァンスの料金設定を以下にまとめました。
- 1日お試しパック(4時間):52,000円(税抜)
- 4日パック(16時間):224,000円(税抜)
- 6日パック(24時間):324,000円(税抜)
- 8日パック(32時間):416,000円(税抜)
まとめ
ボイスレコーダーは浮気相手との会話を直接録音できるので、有効な証拠として利用できるものです。ただし、設置場所や音声の内容によっては、浮気の証拠として認められない可能性もあります。ボイスレコーダーを浮気調査で活用する際は、使用時の注意点をしっかりと把握することが大切です。なお、自分で浮気の証拠を押さえられない方は、探偵事務所に依頼することをおすすめします。探偵社アヴァンスでは無料相談を受け付けているので、ぜひ一度お問い合わせください。