家出人を探す方法を徹底解説！ 探偵事務所に依頼する方法やポイントも

1．家出人を探すための基本的なステップと行動計画

まずは、家出人を探すための基本的なステップと行動計画をチェックしましょう。

家出人の捜索は時間が勝負

最初に押さえておきたいのは、家出人の捜索は時間が勝負だということです。警視庁が発表した「令和2年における行方不明者の状況」をみると、行方不明になった時点から時間が経過すればするほど発見率が減少していくことが判明しています。行方不明になってから2～7日の間に発見された方は31.3%、8～14日に発見された方は3.0%と著しく低下しており、早期発見に向けてすぐに行動することが大切です。

まずは現状を把握する

家出人を探す際は、まず現状を把握することが大切です。家出人が残した物品や痕跡はあるか、家出人の目撃情報や移動時間は捜索における重要なカギとなります。家出人を早急に見つけるためにも、まずは家で人がいなくなった状況を把握しましょう。なぜ出て行ってしまったのか、原因を明らかにする必要があります。原因が明らかになっている場合は自分の意思で家出をしたと想定できますが、原因が分からない場合は事件に巻き込まれた可能性があるからです。なお、家出の原因としては、主に以下のような項目が考えられます。

• 両親の離婚や親からの虐待、家庭内の不仲など
• 仕事の失敗や会社の倒産など事業や職業関係
• 精神的疾患や認知症による徘徊（はいかい）・失踪
• 恋人の浮気や婚約解消、配偶者の離婚、駆け落ちなどの異性関係
• 誘拐・事故・殺人などの犯罪関係
• 遊び癖や放浪癖など

家出人の基本データを集める

家出をした原因や状況を把握した後は、家出人の基本的なデータをまとめておきましょう。家出人の基本データは、知人や友人・警察などへ捜索をお願いする際に必要不可欠な情報です。なお、家出人の基本データとしてまとめておきたい項目は、下記を参考にしてください。

• 家出人の氏名・年齢・性別
• 家出人の身体的特徴（身長・体重・髪の色・ホクロの有無など）
• 家出人が通っている学校や勤務先
• 家出人の顔写真（複数用意する）
• 家出人のメールアドレスや携帯電話番号
• 家出人が使用していたSNSのID・パスワード・アドレス
• 特技や資格
• 持ち出した可能性がある持ち物（服装・アクセサリーなど）

上記以外にも、家出人が通っていたカフェや飲食店、行動範囲、普段から交流している人など詳しい情報があると探しやすくなります。どのような情報があるかどうかで捜索方法も変わるため、できるだけ家出人の情報を集めておくといいでしょう。

家出人の探す3つの方法

家出人を探す方法として、自分で捜索する、警察に行方不明届を出す、探偵事務所に捜索を依頼するという3つの方法があります。それぞれの特徴について簡潔に説明しましょう。

自分で探す

自分で家出人を探す場合、家族や親族はもちろん、恋人や友人・知人にも協力をお願いするのがポイントです。心当たりのある場所や付き合いのある人の家を訪れたり、メールや電話で呼びかけたり、ビラを作成して配布したりするなど探し方はたくさんあります。最近では、インターネットやSNSなどを利用して家出人を探す方も増えているようです。

警察に行方不明届を出す

精神的疾患や認知症による徘徊、未成年者の行方不明、自殺や事件性がある場合は、警察に行方不明届を出したほうがいいでしょう。警察の捜索能力は自分で家出人を探すよりもはるかに有効な方法で、警察の情報網を利用して早期発見につなげることができます。ただし、警察に行方不明届を出したからといって必ず見つかるわけではありません。警察の捜査能力と情報網を用いても、家出人の捜索が難航することもあります。

探偵事務所に捜索を依頼する

自力で家出人を見つけることができない場合は、探偵事務所に捜索を依頼する方法もあります。どこを探せばいいのか分からずに悩んでいる方でも、まずは無料相談を利用することで家出人の情報がまとまりやすくなるでしょう。警察に相談しても動いてくれなかった場合に、探偵事務所に捜査を依頼するケースが多いようです。

2．警察への相談と対応の限界

ここでは、警察への相談と対応の限界について詳しく説明します。

命の危険性がある場合に有効

前述したように、警察が動いてくれるのは家出人に命の危険性があると判断されたケースです。何らかの事件・事故の可能性がある場合は、警察はすぐに動いてくれます。しかし、命の危険性が低いと判断された場合は、行方不明者届を出しても受理されない可能性が高いので注意が必要です。たとえば、遊び癖や放浪癖があったり、家出を繰り返したりしている場合は、命の危険性がないと判断される可能性があります。

刑事事件に関わるかどうかがポイント

家出人の捜索をお願いしているのに、なぜ警察は動いてくれないのか疑問を感じる方は多いでしょう。基本的に、警察が積極的に動いてくれるのは、事件や事故といった刑事事件に関係する事案です。どれだけ家出人の捜索をお願いしたり、危険性をアピールしたりしたとしても、「事件性がある」と警察が判断しなければ捜索は行われません。家出人を早く見つけたい気持ちが強いあまり、感情的になってしまいがちですが、まずは冷静になって警察に相談すべきか判断する必要があるでしょう。

警察が行う捜査方法

では、事件性があると判断された場合、警察はどのような方法で家出人を捜索してくれるのでしょうか。行方不明者届が受理されると、警察は家出人が行方不明になった場所から範囲を広げて捜索を行います。公的から認められた方法によって捜索を行い、家出人の情報を集めるので、発見につながる情報は決して逃しません。また、行方不明者届が受理されると、家出人の情報が警視庁にデータ登録されます。全国のネットワークを通じて家出人が捜索できるのは、警察ならではのメリットといえるでしょう。

まずは相談するのもアリ

自分では事件性があるか判断できない、とりあえず話を聞いて判断してもらいたい方は、警察に相談するのも方法の1つです。警察の判断によって事件性がないとみなされれば、行方不明者届が受理されず、ほかの方法で家出人を探す必要があります。けれども、警察に相談するのはいつでもできることです。不安な方は、行方不明者が行方不明となった住所または居所を管轄する警察署に相談してください。なお、行方不明者届を出す場合は、行方不明者の写真・関係資料などを提示する必要があります。

3．探偵社アヴァンスの家出人調査サービスとは？

ここでは、探偵社アヴァンスの家出人調査サービスを紹介します。

事件性関係なく、すぐに捜索できる

探偵事務所に家出人の捜索を依頼する大きなメリットは、事件性に関係なくすぐに捜索できるという点です。探偵社アヴァンスでは、突然所在が分からなくなった人探しはもちろん、家出した子どもの行き先調査や浮気相手と失踪した恋人の行方など、さまざまなケースに合わせた調査で捜索を行います。千葉県千葉市を中心に調査を行っていますが、周辺エリアの東京・横浜をはじめ、全国からの依頼も受付可能です。すぐに家出人を捜索したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

探偵社アヴァンスの家出・行方・所在調査

どのような方法で家出人を探すのか気になっている方は多いと思いますが、探偵社アヴァンスの場合は家出人の実地調査とデータ調査の両方から探し出します。これまでの実績や依頼者からいただいた家出人に関する情報をもとに、行方不明者の行動範囲に足を運び調査する方法です。行方が分からず、長い時間が経過していたとしても、あらゆる方向から調査できます。

追加費用なしの明確な調査料金

探偵事務所の中には、調査後に高額な追加費用を請求する悪徳業者が存在しています。探偵社アヴァンスでは、追加費用が発生することは一切ないので安心してください。明確な調査料金となっており、「他社と比べたら半額だった！」ということもあります。なお、探偵社アヴァンスにおける家出・行方・所在調査の費用は以下のとおりです。

人探し・尋ね人

• 氏名・生年月日のほかに地域など情報が多くある：44,000～66,000円（税込）
• 氏名以外に地域など情報が多くある：60,000～88,000円（税込）
• 氏名・生年月日のほかに情報がほとんどない：88,000～110,000円（税込）
• 氏名以外に情報がほとんどない：110,000～143,000円（税込）

蒸発・失踪

• 氏名・生年月日のほかに地域など情報が多くある：143,000～165,000円（税込）
• 氏名以外に地域など情報が多くある：176,000～187,000円（税込）
• 氏名・生年月日のほかに情報がない：198,000～231,000円（税込）
• 氏名以外に情報がほとんどない：242,000～264,000円（税込）

成功報酬料金（所在が判明した場合のみ）

• 人探し・尋ね人：165,000円（税込）
• 蒸発・失踪：275,000円（税込）

出張料金（調査員1名1日あたり）

• 東京（23区）・千葉県内：なし
• 東京（23区以外）・神奈川・埼玉・茨城：7,700円（税込）
• 上記以外の日本国内：16,500円（税込）

4．家出人の捜索に関してよくある質問

家出人の捜索に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q．自分で家出人を捜索する際の注意点は？
A．家出人の行動範囲をすでに把握しており、一緒にいる人や居場所が明確になっている場合は自分で探してもすぐに見つかる可能性はあります。しかし、最低限の情報だけつかんでいる場合は、捜索に時間と気力を要する恐れがあるので注意が必要です。精神的疲労を抱えたまま、家出人の捜索に時間がかかる可能性があります。家出人の命が危ないと感じた際は、自分で探すよりも警察や探偵事務所に依頼したほうがいいでしょう。

Q．家出人の主な行き先とは？
A．原因によって異なりますが、住み慣れた実家や友人・知人の家、交際相手・浮気相手の家、ネットカフェ、ホテルなどがあります。たとえば、浮気や不倫の傾向があった場合は、交際相手や浮気相手の家に入り浸っている可能性が高めです。

Q．インターネット掲示板やSNSで人探しをする際の注意点は？
A．行方不明者の名前や年齢などの基本情報をアップし、最後にどこで見たのかも書き込むといいでしょう。全国を通して行方不明者に関する情報が得られる可能性があります。ただし、行方不明者の写真をアップする際は、慎重になるべきです。インターネットに写真をアップすると個人情報が残ることも踏まえた上で、SNSを利用したほうがいいでしょう。

Q．探偵事務所選びのポイントは？
A．どの探偵事務所に依頼すべきか悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。

• 家出人の捜索に長（た）けているか
• 調査員やスタッフの対応が丁寧でスピーディーか
• 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
• 口コミや評判がいいか
• 見積書の内容が具体的に記載されているか
• 探偵業の届け出があるか

Q．調査費用を抑えるコツは？
A．家出人の情報をできるだけ詳細に伝えることです。料金体系を見れば分かるように、家出人に関する情報が多ければ多いほど、調査費用がお得になります。どのような情報でも構いませんので、調査を依頼する際は調査員に家出人の情報を伝えましょう。

まとめ

いかがでしたか？ 家出人の捜索は時間との勝負です。家出人の捜索が遅くなればなるほど、発見率も低くなってしまうので早めに行動を起こしましょう。なお、家出人を探す方法には、自分で探す、警察に行方不明者届を出す、探偵事務所に捜索を依頼する方法があります。警察は事件性がないとすぐに行動してくれませんが、探偵事務所に調査を依頼すればすぐに捜索が始まるでしょう。一刻も早く家出人を見つけたい方は、ぜひ探偵社アヴァンスにご相談ください。