浮気調査の証拠が離婚に役立つ!? 離婚交渉で浮気の証拠を利用するコツ
パートナーの浮気は決して許されることではありません。しかし、どうすれば浮気の証拠を押さえられるのか、どのような証拠が離婚に影響を与えるのか、思い悩んでいる方は多いでしょう。
浮気をきっかけに離婚を検討している場合、探偵による浮気調査が役立ちます。浮気調査で押さえた証拠の扱い方によっては、使えなくなってしまうので注意が必要です。
本記事では、浮気調査の証拠を離婚に役立てる方法やポイントなどを解説します。
この記事を読むことで、浮気調査の証拠が離婚に与える影響や、離婚交渉における証拠の利用方法なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.浮気調査の証拠が離婚に与える影響
最初に、浮気調査の証拠が離婚に与える影響をチェックしましょう。
浮気の証拠によって有責配偶者にできる
浮気調査で得た証拠は、誰が見ても対象者が配偶者の人と浮気をしていることが分かるものです。つまり、浮気の証拠を押さえておけば、パートナーを有責配偶者にできます。有責配偶者とは、離婚の原因を作った責任のある配偶者のことです。離婚のきっかけを作った張本人になるので、有責配偶者よりも離婚条件の設定や慰謝料請求・財産分与などで有利になります。
離婚を有利に進めることができる
浮気の証拠をつかんでおけば、離婚を有利に進めることができるでしょう。浮気相手とラブホテルに出入りしている写真など、決定的な浮気現場を証拠として提示することで、パートナーは言い逃れができません。素直に非を認めることになるため、離婚を有利に進められるようになります。そもそも、婚姻関係を結んでいる人は「配偶者以外の者と肉体関係を持つ」=「不貞行為」となるため、損害賠償の対象にもなるのです。離婚を有利に進めるには、浮気の証拠が必要不可欠といえるでしょう。
財産分与、親権問題、慰謝料の交渉も有利になる
浮気調査で得られた証拠で有利になるのは、離婚だけではありません。パートナーと離婚する際は、財産分与や慰謝料の請求などさまざまなものが複雑に絡み合うことになります。離婚は素直に受け入れてくれたとしても、財産分与で問題になったり、慰謝料を請求しても拒絶されたりすることがあるでしょう。また、子どもがいる場合は親権問題もあります。それらの問題を有利に進められるかどうかは、浮気の証拠にかかっているといえるでしょう。
2.証拠の収集とその法的要件
ここでは、浮気の証拠を集める方法と、その法的要件を解説します。
法的に認められる浮気の証拠
有利に離婚を進めるには、法的に認められる浮気の証拠を押さえる必要があります。法的に認められる浮気の証拠とは、第三者が見ても配偶者以外の人と肉体関係を持っていることが分かる証拠のことです。客観的に見ても不貞行為が認められる証拠であれば、離婚で有利に働きます。なお、浮気の証拠として認められるものは、主に以下のとおりです。
- 浮気相手とラブホテルに出入りしている写真・動画
- 性的関係を持っていることが分かるメールやSNSのやり取り
- ラブホテルの領収書やレシートなど
浮気相手と性的関係を持っているかどうかが重要なポイントになるため、不貞行為が認められる証拠を複数持っておくと安心です。メールやSNSのやり取りだけでは、不貞行為と認められない可能性もあります。
違法行為で得た証拠は認められない
浮気調査で証拠を押さえたとしても、違法行為で手に入った浮気の証拠は認められないので注意が必要です。たとえば、GPSやボイスレコーダーを使用して浮気の証拠を手に入れた場合、プライバシーの侵害または住居侵入罪に問われる可能性があります。探偵事務所の中には、違法行為であることを知らずに調査を行い、不正行為で浮気の証拠を入手するところもあるので注意しましょう。
探偵事務所選びが大切なポイント
前述したように、有利な浮気の証拠を押さえるためには、探偵事務所選びが大切なポイントとなります。浮気調査を行う探偵事務所の中には、不正を働く悪徳業者が存在しているので注意が必要です。探偵事務所を選ぶ際は、以下のポイントに注目するといいでしょう。
- 浮気調査の実績があるか
- 調査事例がホームページ等に掲載されているか
- 探偵やスタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容が細かく記載されているか
- 料金体系が明確になっているか
- 探偵業の許可を取得しているか
- 口コミや評判がいいか
探偵の調査報告書は有利になる
違法行為で手に入れた浮気の証拠は認められませんが、正しい調査方法で得た浮気の証拠は離婚訴訟や慰謝料請求で役立つものです。また、浮気調査の結果がまとめられた探偵事務所の調査報告書も裁判で有利になります。調査報告書には、調査対象者の行動が分刻みで記載されており、浮気の証拠となる写真や動画も含まれているものです。調査報告書に記載された内容は、パートナーが配偶者以外の人と肉体関係を持っているという証(あか)しとなります。
3.離婚交渉における証拠の戦略的利用
ここでは、離婚交渉における証拠の戦略的利用を解説します。
離婚原因として認めてもらえるか
浮気の証拠で離婚交渉へ入る前に、離婚原因として認めてもらえるかどうかを検討しましょう。特に、話し合いで離婚交渉がまとまらない場合、裁判所に裁判離婚を認めてもらう必要があります。離婚原因として裁判所が認める要素には不貞行為が含まれているため、配偶者以外と性的関係を持っていることが分かる証拠があれば問題ありません。また、結婚生活を続けることが困難であると判断できる状態であれば、離婚原因として浮気を認めてもらうことができます。
弁護士の力を借りる
浮気の証拠を持って、まずはパートナーと話し合いをすることになります。離婚に関する話し合いを協議離婚といいますが、離婚協議では財産分与や親権についても話し合うでしょう。浮気の証拠を持っておけば有利な立場で進められますが、それでもこちらが望む条件にうなずいてくれないケースがあります。その場合は、弁護士の力を借りて離婚交渉を行うのがおすすめです。弁護士は代理人となって、パートナーとの交渉を行ってくれます。話し合いに同席してくれるので、その場の雰囲気にのまれたり、相手の圧力に屈したりする心配もありません。
離婚条件を守らせるための証拠
浮気の証拠で離婚交渉を進める場合、話し合いで取り決めた内容や離婚条件を守らせるための証拠も押さえておく必要があります。実際に、離婚協議で話し合った内容を守ってくれない、慰謝料を支払ってくれないというトラブルが起きているからです。離婚が成立したとしても守ってくれなければトラブルになるため、「離婚条件を守り、慰謝料の支払いを約束させた証拠」を録音や書類などで残しておきましょう。
慰謝料を請求する
浮気の証拠は離婚だけでなく、慰謝料請求にも役立ちます。浮気における慰謝料請求は、パートナーの浮気によって受けた精神的ダメージの損害賠償です。パートナーの浮気で婚姻関係が破綻したり、精神的ダメージを受けたりしたとみなされれば、慰謝料請求が可能になります。その精神的ダメージをどれくらい受けたかどうか、判断材料の1つになるのが浮気の証拠です。配偶者以外の人と長く性的関係を持っていたことが分かる証拠であるほど、慰謝料は高額になるでしょう。
4.浮気調査なら探偵社アヴァンスへ
ここでは、探偵社アヴァンスのサービスを紹介します。
全国で5,000件以上の調査実績
探偵社アヴァンスは、千葉を拠点にさまざまな調査を行っています。全国で5,000件以上の調査実績を誇っており、高い技術と最新の特殊機材で確実に証拠を押さえることが可能です。浮気調査を行う探偵事務所の中には、家庭用ビデオカメラで撮影しているところもあります。けれども、探偵社アヴァンスは特殊機材を使用するほか、機材や撮影技術の説明も行い、高い調査力を認めていただいた上で契約となるので安心です。
追加費用がない明確な料金設定
探偵社アヴァンスでは、明確な料金体系を設定しています。見積時に提示した料金以外の費用が発生することはありません。また、しっかりと料金について説明を行い、納得いただけなければ無理に契約を迫ることはないので安心してご相談ください。なお、浮気調査の費用目安は以下のとおりです。
- 1日お試しパック(4時間):52,000円
- 4日パック(16時間):224,000円
- 6日パック(24時間):324,000円
- 8日パック(32時間):416,000円
1時間ごとの電話・メールで現状報告
探偵社アヴァンスの場合、調査中は1時間ごとに電話またはメールで現状報告を行います。そのため、離れた場所でも現場の状況が把握でき、必要な証拠が得られた時点で調査の打ち切りが可能です。予定していた期間よりも早めに浮気調査が終われば、費用が節約できます。また、希望の方には同伴調査も可能です。調査員とともに現場の同伴と立ち会いができますが、現場では必ず調査員の指示に従う必要があります。
裁判に有効な調査報告書
調査終了後は、浮気の証拠を含めた調査報告書をお渡しします。探偵社アヴァンスが作成する調査報告書は、離婚訴訟をはじめとする多数の裁判で証拠として認められているものです。多くの勝訴に貢献しているため、調査報告書で有利に離婚を進めることができます。また、調査終了後に法的手段をとる場合は、希望分野に強い法律専門家の紹介が無料です。離婚や法律に関わる相談はもちろんのこと、どのような相談でも気軽にご相談ください。
5.浮気調査の証拠と離婚に関してよくある質問
浮気調査の証拠と離婚に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.自分で証拠を集める際のポイント、注意点は?
A.パートナーへバレないようにすることです。中には、ちょっとした異変で警戒心を強め、なかなか浮気の証拠を押さえるのが難しくなります。いつもどおりに接する中で、パートナーにおかしい点が見られた際はメモで残しておくといいでしょう。また、浮気の証拠を複数つかんでおくと離婚にも有利に働きます。
Q.浮気の証拠として認められないケースは?
A.肉体関係を持っていることが分からないものは、浮気の証拠として認められない可能性が高めです。たとえば、レストランで食事をした際のレシートや、浮気相手と腕を組んでいる写真などが当てはまります。浮気の証拠として認められるものは、配偶者以外の人と肉体関係を持っていることが分かるものです。
Q.慰謝料金額はいくらぐらいか?
A.約50万~300万円が相場です。慰謝料金額は、婚姻期間・浮気期間・パートナーの悪質性など、夫婦関係や浮気の状況などによって大きく変動します。パートナーの浮気が原因で婚姻関係が破綻し、離婚原因になると判断されれば慰謝料金額が高くなるでしょう。
Q.離婚交渉を進める際の注意点は?
A.相手がどのような反応を見せても、冷静に対処することです。浮気の証拠を提示すれば言い逃れはできませんが、中には必死に言い訳をしようとする人もいます。その場の雰囲気にのまれてしまえば、相手のいいように離婚条件を決められてしまう恐れがあるので注意が必要です。離婚交渉を進める場合は、しっかりと気持ちを固めることが大切になります。
Q.離婚の方法は?
A.協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚の4つがあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
- 協議離婚:話し合いで離婚条件などを決める方法
- 調停離婚:調停委員が仲介となって話し合う方法
- 審判離婚:調停での話し合いをもとに、裁判官が判断する方法
- 裁判離婚:本格的な訴訟となり、お互いの主張を法廷で立証する方法
まとめ
いかがでしたか? 浮気調査の証拠は、離婚を有利に進める大切なポイントです。第三者が見ても配偶者以外の人と肉体関係を持っていることが分かる証拠だと、離婚条件の取り決めや財産分与、親権なども有利になります。ただし、自分で浮気の証拠をつかむのは難しいことです。その場合は、浮気調査の実績がある探偵事務所に依頼しましょう。探偵社アヴァンスでは無料相談を受け付けているので、パートナーの浮気でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。