「旦那の浮気が許せない!!」そんな妻が取るべき行動とは!?
浮気は配偶者位に対する重大な裏切りです。
「許せない」と考える人が大多数でしょう。
しかし、旦那が浮気をした場合は「悔しいけれど、許してあげなさい」と言われることも少なくありません。
実際、旦那が浮気をしても黙認する妻は一定数います。
では、妻は浮気をされても許さなくてはいけないのでしょうか?
そこで今回は、旦那が浮気をした場合の対処法をご紹介します。
旦那が浮気をして妻が浮気を許した場合、どのようなデメリットが起こる可能性があるかもご紹介しましょう。
「旦那が浮気をしているようだ」と悩んでいる女性の方は、ぜひこの記事の対処法を参考にしてみてください。
目次
1.許せる浮気はあるのか?
「旦那が浮気をしたら、絶対に許せない」という方は多いでしょう。
しかし、浮気をしたからといって、簡単に旦那と別れられるほど夫婦関係は単純ではありません。
そこでこの項では、許せる浮気と許せない浮気の一例をご紹介します。
1-1.男性は誘惑がいっぱい?
世の中は、女性に比べて男性の浮気に寛容です。
また、いわゆる「男性が大人の遊びをするところ」はたくさんありますね。
そのようなところで働いている女性の中には、男性を色じかけで繋ぎ止めようとする方もいるのです。
ですから、「ちやほやされていい気になって、つい遊んでしまった」という男性の方もいるでしょう。
このような浮気の場合、妻はあきれながらも旦那を許す、というケースが多いようです。
1-2.男性はロマンチスト
男性は、女性に比べてロマンチストです。
女性に頼られるとつい「自分に任せておけ」と思ってしまう方も多いでしょう。
また、同窓会などで昔のお付き合いをしていた女性と再会すると、恋心が再燃する人もいます。
このような場合は「肉体関係が結ばれる前なら許す」という方が多いようです。
また、このようなシチュエーションの場合は男性が一方的に盛り上がっているだけ、ということもあります。
「よい気分はしないけれど、浮気未遂だから」と割り切る妻もいるでしょう。
1-3.では、許せない浮気とは?
「夫がよその女性と肉体関係をもったら許せない」という妻は多いようです。
実はこの「肉体関係」というのは、法的な浮気の定義でもあります。
「一回の肉体関係なら、気の迷いだと思って許す」という妻もいるでしょう。
しかし、一度肉体関係をもった女性とすぐにきっぱりと別れられる男性は少ないです。
「すぐに別れる」と言いながら、そのままずるずると関係を続けてしまうパターンが圧倒的に多いでしょう。
旦那を信じていた妻は、そこで二重の裏切りに遭うのです。
2.妻は旦那の浮気を許さなくてはならないのか?
旦那の浮気により妻が離婚を考えていると、反対する人も出てきます。
そのような人は
- 片親だと子供がかわいそう
- 経済的にも旦那は必要
- 妻なんだから大きく構えていれば大丈夫
と主張することが多いでしょう。
確かに一昔前まで、女性は結婚したら退職するのが普通でした。
離婚してしまえば生活ができず、肩身の狭い思いをしながら実家などに頼って暮らさなければならない女性も多かったのです。
また、母子家庭に対する世間の目もずっと厳しいものでした。
しかし現在は、結婚しても仕事を続ける女性が大多数になり、母子家庭に対する行政の手当てもあついです。
ですから、浮気した夫を許して結婚生活を続けることはありません。
また、浮気は子供にも悪影響を与えます。大人になり、「父親が浮気ばかりしていたので、男性に不信感を覚えて結婚できない」「浮気をする父を母はいつも許していた。だから当然妻も許してくれると思ったら、離婚を言い渡された」と悩んでいる子供もいるのです。
つまり、浮気を我慢して夫婦を続けてよいことは何もありません。
3.離婚と慰謝料請求の準備をしよう
旦那の浮気が発覚し、「もうこの人とはやっていけない」と思ったら、離婚と慰謝料請求の準備をしましょう。
この項では、その方法をご紹介します。
3-1.離婚を決心したらまずすべきこと
旦那の浮気が原因で離婚を決意したら、まずは浮気の決定的な証拠を集めましょう。
これは、慰謝料請をするときにも必要になります。
また、旦那が離婚を承諾しない場合は調停や裁判になるので、その時に「証拠」として提出するためにも必要です。
- 旦那が浮気相手に送ったメールの内容や通話記録
- 浮気相手にプレゼントしたもののレシートやホテルのメンバーズカード
- カーナビの走行記録
なども証拠になりますが、決定的なものは「旦那と浮気相手が一緒に宿泊施設に出入りしている写真」です。
これを提示されればもう言い逃れはできません。
このような写真は素人でも撮れますが、探偵業者に依頼するとより確実に入手できるでしょう。
3-2.定職につこう
離婚をしたら、自分で生活していかなくてはいけません。
仕事をしているなら問題ありませんが、専業主婦の場合は離婚の前に定職につきましょう。
介護士や調理師などは女性が活躍している職場が多いです。
特に介護士は人手不足ですから、資格を取得しておいて損はないでしょう。
なお、自治体によってはシングルマザー向けに資格取得を援助してくれるシステムがあります。
子供の親権を取って離婚したい場合は、そのようなシステムも存分に活用しましょう。
3-3.弁護士と相談して、慰謝料の額などを決めよう
離婚の話し合いをする際に、弁護士を挟むとスムーズに事が運びます。
また、慰謝料の額についてもアドバイスをしてくれますので、離婚をする際はぜひ弁護士を利用しましょう。
今は離婚に強い女性弁護士も多く、弁護士事務所のホームページにその旨を記載してあるところもあります。
「手付金がない」という場合は、自治体の無料相談を利用しても良いですね。
3-4.旦那と話し合いをしよう
すべての準備が整ったら、旦那と話し合いをしましょう。
弁護士に同席してもらい、必要ならば浮気相手や両家の両親を呼んでも構いません。
話し合う内容は
- 浮気の確認
- 離婚の同意
- 慰謝料の額
- 子供の親権
- 財産分与
など多岐にわたります。
とても1度で終わりませんので、双方が納得いくまで話し合いを重ねてください。
この際、大切なことは決して感情的にならないこと。
弁護士に代弁をお願いしても構いません。
旦那が頑なに浮気の事実を認めなければ、浮気の証拠を見せましょう。
これで話し合いがまとまればよいのですが、決裂した場合は調停や裁判になります。
4.気を付けなければならないこととは?
旦那の浮気が発覚した場合は、浮気相手にも慰謝料を請求できます。
ただし
- 浮気相手が旦那を既婚者と知らなかった場合
- 浮気相手が18歳未満だった場合
は悪いのは旦那ひとりであり、慰謝料は請求できません。
また、関係をもったのが風俗店の女性で、金銭を渡して行為に及んだ場合も慰謝料の請求は難しいでしょう。
さらに、何年も前から別居しているなど、夫婦関係がすでに破たんしている場合は旦那にも慰謝料を請求できません。
5.おわりに
いかがでしたか?
今回は「旦那の浮気はどこまで許せるか?」ということや、離婚を決意した時にするべきことなどをご紹介しました。
まとめると
- 現在、妻が我慢して旦那の浮気を黙認するメリットはない
- 離婚を決意したら浮気の証拠を集め、弁護士に相談しよう
- 定職ついておけば、安心して離婚準備に専念できる
ということです。なお、離婚しなくても旦那から慰謝料を取ることはできます。
旦那が「一度だけの気の迷い」で浮気をして、妻がそれを許したとしても慰謝料は請求しましょう。
ペナルティを与えれば、浮気防止にも効果的です。