セックス依存症と色情症とは? 夫の浮気は病気かも!?
男性の浮気は『男性ホルモン』が大きな原因だとされていました。しかし、近年の研究で、浮気は病気が原因の場合もあると分かってきたそうです。
『サチリアジス』や『セックス依存症』などの言葉を知っていますか? 治らないパートナーの浮気性は、これらの病気が関係しているかもしれませんよ。
そこで今回は、浮気を引き起こす原因についてご紹介していきます。ぜひ、最後までお付き合いください。
1.浮気性はホルモンが原因?
男性の浮気には男性ホルモンが関わっているとされています。皆さんも一度は聞いたことがあるでしょう。この項目では、男性ホルモンと浮気の関連性についてご紹介します。
1-1.男性ホルモンは浮気の原因になる?
男性ホルモンにはいくつかの種類がありますが、その中で、男性ホルモンの9割を占めている『テストステロン』が浮気を引き起こす問題のホルモンとなります。
このテストステロンは男性の成長には不可欠なホルモンです。妊娠初期段階の胎児は、男性も女性も人体構造は女性ですが、テストステロンに晒される事で生殖器が発達し、性別が男に確定します。また、生後しばらくもテストステロンが脳の発達に影響を与えるそうです。
思春期にもテストステロンは重要で、骨格や筋肉、体毛、声変わりなどを形成してくれます。そして、思春期と言えば、多くの男の子が性に興味を持ち出す時期でしょう。これにもテストステロンが性機能を発達させるからなのです。
そう、テストステロンは生殖機能に大きく影響するホルモンで、多ければそれだけ機能が高くなると言われています。そして、生殖機能が高いという事はすなわち性欲が強いという事。有名なスポーツ選手の中には、一晩で数十回にわたる性行為をしたという人も居るのだとか。それだけの性欲があれば、当然浮気をする確率も高くなるわけですね。
1-2.男性ホルモンは女性を引きつける!?
男性ホルモンが性欲や生殖機能に深く関わっているがゆえに、浮気に繋がると言うことは既にお話ししました。しかし、男性ホルモンの多さが浮気に繋がる理由が、もう一つあるのです。
実は男性ホルモンは別名『モテフェロモン』とも呼ばれ、女性を本能的に引きつける能力があります。
本当だろうか、と疑問に思うかもしれません。そのような方は、学生時代などを思い浮かべてください。おそらく内向的で勉強が出来るタイプよりも、多少成績が悪くてもスポーツが得意な男子の方が女子に人気があったはずです。バスケ部やサッカー部といえば、モテる部活の代表格でしたよね。
これはスポーツが得意な人間ほど骨格や筋肉が発達しており、男性ホルモンが多い事を本能的に理解しているからなのです。少しやんちゃな性格の男子の方が人気があったのも、攻撃性は男性ホルモンが多い事が原因でしょう。
2.浮気が止められないホルモン型男性の特徴とは?
今度は、どのように浮気性か見極めれば良いのか気になりませんか? 浮気男に引っかからないように、しっかりと特徴を押さえておいてくださいね!
2-1.顎が細く額が四角く出っ張っている男は浮気性!?
顔つきと浮気性は一見関係がないように思えますが、実はかなり有力な説で、オーストラリアの研究者による実験により明らかになりました。
実験自体はとてもシンプルで、まず男女のボランティア200名に顔写真を撮ってもらい、『浮気経験の有無』や『知人・友人と性交渉を持った事があるか』などの質問をします。その後、ボランティアとは面識のない68名の人に撮影した顔写真を見せ、この中で浮気をしていそうな人はどれですかと質問するのです。
すると、浮気しそうな男性として選ばれた男性は、そのほとんどが浮気経験がある男性だったという結果になりました。そして、その浮気をしていた男性には、以下の特徴があったのです。
- 顎が細い
- 顎の先端が平ら
- 額が出っ張っている
これらの特徴の代表的な男性というと、去年話題になった『6才のボクが、大人になるまで。』でお馴染みのイーサン・ホークです。彼以上にこの特徴に引っかかっている浮気男はいないのではないでしょうか。他にも、ブルース・スプリングスティーンやジェラルド・バトラーなども当てはまります。
名前を知らない方は画像を検索してみれください、どれも上の項目に当てはまるはず。そして、彼らは皆、浮気男やプレイボーイとして有名でもあるのです。
また、この様な顔の特徴がある男性は、男性ホルモンの量が多い傾向にあることも分かっています。パートナー選びの際の参考にしてみてくださいね。
2-2.筋肉質な体型
筋肉は男性ホルモンと密接な関係があります。筋肉を鍛えている人は男性ホルモンの分泌量が多いので、当然生殖機能などのも強化されているでしょう。生殖機能が高ければ性欲も高いわけですから浮気をしやすい傾向にあります。
2-3.体毛が濃い
体毛の濃さも男性ホルモンと密接な関係があり、濃い人ほど多いとされています。逆に、頭髪だけは薄い方が男性ホルモンの量が多いとされてるようです。アジア人より白人の方が剥げた人が多いのは、男性ホルモンの分泌量が多いからかもしれませんね。
2-3.リーダータイプ
男性ホルモンは性格にも大きく影響しており、多い人は好奇心が強くて行動力があるとされています。また、頼れるリーダータイプは女性に好まれやすい性格でモテやすいので、浮気しやすい傾向にあるそうです。
2-4.自尊心が高く怒りやすい
男性ホルモンの量が多い男性は、攻撃性や自尊心(プライド)の高い人が多いとされています。自尊心を傷つけられてすぐに怒りをあらわにするようなら、浮気性の可能性が高いでしょう。
2-5.仕事が好き
男性ホルモンの多い人は向上心や好奇心に長け、仕事に熱心になりやすいので、出世しやすい性格の持ち主と言われています。ただし、好奇心が強いので他の女性に流れやすい傾向があるようです。
3.男性ホルモンの低い人とは?
男性ホルモン顔老い人の特徴をこれまでご紹介してきました。では、逆に低い人の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。
3-1.仕事の忙しい人
男性ホルモンは20代をピークに徐々に減少するとされていますが、60代~70代の男性よりも、働き盛りである40代~50代の男性の方が少ないことも珍しくありません。これはストレスによる男性ホルモンの減退だとされています。
つまり、仕事の忙しい人は浮気をしづらい傾向にあると言えるでしょう。パートナーの仕事状況を見れば、浮気するかどうか分かるかもしれませんよ。
3-2.生活習慣の乱れた人
過度な飲酒・喫煙や睡眠不足は男性ホルモンを減少させる要因になります。また、太った男性も男性ホルモン量が減るので、太っている男性は浮気しづらいでしょう。浮気を防止したい時にはパートナーに美味しい料理を作って、太らせるのも手かもしれませんね。
4.その浮気、病気かも!?
ここまで浮気と男性ホルモンの関連性をお話ししてきました。しかし、実は男性ホルモンだけが全ての元凶とは言い切れません。浮気を止められない原因は病気にあるかもしれないのです! では、浮気を引き起こす病気にはどのようなものがあるのでしょうか。
4-1.色情症
色情症とは性欲が異常に高まる症状で、一般的には色情狂と呼ばれるようです。相手から根拠もなく愛されていると錯覚・主張する『妄想観念タイプ』や、性機能障害による性欲の抑制が欠如してしまっている『異常性欲タイプ』などいくつかのタイプがあります。
浮気の原因となるのは、主に異常性欲タイプです。異常性欲タイプは、男性なら『サチリアジス』女性なら『ニンフォマニア』と呼ばれ、過剰な性交を求めたり、自慰を何度繰り返しても満足できないなどの症状が現れます。結果として、パートナーとの性行為では満足できず、手当たり次第に浮気をしてしまうのです。
4-2.性依存症
性依存症は性行為を異常に求めてしまう精神疾患の一つで、セックス依存症やセックス中毒と呼ばれる事もあるようです。
精神医学的には、パートナーとの性行為の場合はいくら回数が多くても性依存症とはいいません。悪いことと理解しながらも、不特定多数の男性と性交渉を持たずにはいられない様な状況の人を指します。
性依存症の主な原因は、幼児期や成長過程で親からの愛情不足と言われており、代償行為として性行為に依存してしまうのです。
また、性行為中は脳内より快感物質が放出されるので、不安やストレスから一時的に解放されます。その開放感を求めて性行為を繰り返しているうちに依存症になってしまうケースもあるようです。
5.病気は治療する事ができる
色情症も性依存症も、病院に行けばある程度治療する事が可能です。浮気がどうしても治らない方は一度病院に行ってみて貰うのも手でしょう。
ただし、日本ではまだまだ一般的でないのが現状です。専門の医者やカウンセラーを利用して少しずつ改善していきましょう。
まとめ
今回は男性ホルモンや病気と浮気の関連性を中心にご紹介しました。
- 浮気性はホルモンが原因?
- 浮気が止められない男の特徴とは?
- 男性ホルモンの低い人とは?
- その浮気、病気かも!?
- 病気は治療する事ができる
浮気性は治す事ができます。ただし、それにはその人が浮気性であることを自覚させるなければ始まりません。しっかりとパートナー同士で話し合いましょう。