何気ない言動が致命的! 夫婦愛が冷める瞬間はどんなとき?
愛しあって結婚したはずなのに、いつの間にか配偶者への愛情がなくなってしまった。そう思っている方は少なくありません。
実は、配偶者の何気ない言動で愛情は冷めてしまうのです。それはいったいどんなものでしょうか?
そこで今回は、夫婦愛が冷める夫や妻の言動をご紹介します。「こんなことで?」と思うかもしれませんが、一瞬で夫婦愛が冷めてしまうことも多いのです。最近夫婦の間にすきま風が吹いているという方は、ぜひこの記事を読んで自分や配偶者の言動を振り返ってみてください。
1.夫婦愛は一瞬で冷めるもの?
今は恋愛結婚が主流です。愛しあって結婚したカップルが大半でしょう。
しかし、一緒に暮らすと今まで見えなかった相手の欠点も見えてきます。
「そこを乗り越えるのが結婚生活」という意見もあるでしょう。
しかし、相手が何度注意しても言動を改めてくれなければ、愛情は冷め続けていきます。
そして、「もう、この人のことはどうでもよい」と思う瞬間がやってくるのです。
そうなったら、再び配偶者を愛することは難しいでしょう。
離婚はしなくても、仮面夫婦になるかもしれません。
夫婦がお互いに愛情を抱かなければ、子どもにも悪影響を与えます。
では、いったいどのような言動が配偶者への愛情を目減りさせてしまうのでしょうか?
具体的な例を次の項からご紹介していきます。
2.配偶者への愛情が冷める言動は?
この項では、夫と妻、それぞれへの愛が冷めてしまう言動をご紹介します。
中には言われた瞬間に愛が冷めてしまうものもあるのです。
2-1.妻への愛が冷めてしまう言動は?
「鬼嫁」という言葉があるように、奥さんが主導権を握っている夫婦は少なくありません。
中には厳しい言葉を頻繁に夫にかける妻もいるでしょう。
しかし、あまり夫をないがしろにする言動が多すぎると、妻への愛情が冷めてしまいます。
特に、給与や出世に関することを言われると、一瞬で愛が冷めてしまう可能性も高いでしょう。
また、夫の両親と妻との関係がぎくしゃくすることは珍しくありません。
しかし、だからといって妻が夫の両親の悪口をずっと言い続けたり自分の両親と比べたりすれば、夫はいい気持ちがしないでしょう。
そして、いろいろな理由をつけて家事をしないのも、愛情が冷める原因になります。
今は、「家事は妻だけの役割」という風潮はなくなりつつあるでしょう。
しかし、夫が正社員で妻がパートというような場合は、やはり時間がある妻の方に家事をしてほしいという夫は多いようです。
さらに、休日も理由をつけて家事をしなくなれば、ますます愛情は冷めてしまうでしょう。
2-2.夫への愛が冷めてしまう言動は?
男性の中には結婚すると、妻に母親役を求めてしまう方もいます。
「母性本能をくすぐられると女性は弱い」という意見もありますが、それでも限度があるでしょう。
自分の身の回りのことすべてを妻にやらせようとすれば、うんざりされてしまいます。
また、女性は出産や育児でどうしても働けない時期が出てくるでしょう。
今は、共働き家庭が主流で専業主婦はやや肩身が狭いです。
しかし、だからといって「誰が食べさせていると思っている」などと言われれば、愛情は一瞬にして冷めるでしょう。
また、妻の容姿や体型をからかったり職場の女性と比べたりしても、愛情は冷める一方です。
3.熟年離婚や浮気の原因は配偶者の失言が原因?
配偶者に浮気をされたり熟年離婚を切り出されたりして、悩んでいる方は少なくありません。
しかし、浮気や熟年離婚の原因が前項でご紹介したような、配偶者の失言であることも珍しくないのです。
愛情がなくなった相手と一緒に暮らすのはつらいもの。
「子どものため」と離婚をがまんしていても、ほかの異性に安らぎを求める人も少なくないでしょう。
また、子どもの独立がきっかけで離婚を切り出す人もいます。
浮気は配偶者に対する重大な裏切り行為です。
しかし、中には「このような言動の配偶者では、浮気されてもしょうがない」と思われる人もいます。
本人は軽い冗談や何気ない一言かもしれませんが、言われた方は悲しかったりつらかったりするのです。
では、配偶者を悪気なく傷つけないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?
その方法を、次の項でご説明していきます。
4.配偶者といつまでも仲よく暮らすための注意点
では、配偶者といつまでも仲睦(むつ)まじく暮らしていくには何に気をつければよいのでしょうか?
この項では、その具体例をご紹介していきます。
4-1.配偶者の悪口を言わない
日本では、あまり人前で家族をほめません。
しかし、あまり大っぴらに配偶者を悪く言うと、言われた方はよい気分がしないでしょう。
特に、自分の努力ではどうしようもないことを言われると、愛情が一瞬で冷めてしまいます。
「親しき仲にも礼儀あり」と言いますから、配偶者の悪口は極力慎みましょう。
また、配偶者の両親や兄弟の悪口も一緒です。
たとえ配偶者の親との仲が悪かったとしても、悪口を言ってはいけません。
4-2.自分のことは自分で行う
今は共働きの家庭が普通です。
妻の方が仕事は忙しいということもあるでしょう。
ですから、「家事は妻の仕事」と決めつけてはいけません。
最低限自分のことは自分で行いましょう。
また、家事をする時間がないのなら、極力家を汚さない努力をしてください。
ゴミを散らかさなかったり出したものを元の場所へしまったりするだけで、家は汚れにくくなるのです。
また、水回りを使った後にさっと拭くだけでも、汚れがつきにくくなるでしょう。
4-3.配偶者に対する感謝を忘れない
長年一緒に暮らしていると、夫婦の役割も決まってきます。
すると、配偶者がしてくれることが「当たり前」になってくるのです。
家に生活費を入れることや、家事をすること、育児を行うことがすべて「当たり前」になってしまえば、感謝の言葉もでないでしょう。
しかし、それでは夫婦の愛情は冷めてきます。
ですから、感謝の気持ちを持ちましょう。
働いて家に生活費を入れることも、家族のために家事をすることも配偶者への愛情があるからできるのです。
「いつもありがとう」の一言があれば、配偶者への愛情も減ることはありません。
また、何か失言をしたらすぐに謝りましょう。
「謝ったら負けだと思っている」という態度だと、夫婦仲はますます悪化します。
おわりに
いかがでしたか?
今回は夫婦愛が冷める言動や、夫婦愛が長続きする方法などをご紹介しました。
まとめると
- 夫婦愛は相手の言動で瞬間的に冷めることもある。
- 何気ない一言の積み重ねが配偶者の浮気につながることもある。
- 言った本人は冗談だと思っても、配偶者がそう思うかは分からない。
- お互いに感謝の気持ちを持つことが大切。
ということです。
少し前までは、離婚するのは大変でした。
また、世間の目も厳しいため配偶者への愛情が冷めても、がまんしている人も多かったのです。
しかし、今は女性も経済力をつけて離婚にためらわない人が多くなりました。
そのため、愛情が冷めた瞬間に離婚を切り出す人も少なくありません。
長年夫婦を続けていくためには、相手への思いやりが大切です。
「このくらいいいだろう」という甘えは禁物でしょう。