もしかして亭主関白に豹変!?こんな特徴がある男性は要注意かも

付き合っているときはリードしてくれて頼もしく感じていたけど、結婚してみたら亭主関白になってしまった・・・。一家の大黒柱として威厳があるのはうれしいけど、モラハラ的な発言や行動があっては困りますね。最近では減ってきている亭主関白も、なくなってしまったわけではありません。あなたの彼は大丈夫でしょうか? 結婚後、苦しい思いをしないように亭主関白になりそうな男性の特徴を押さえておくことも大切です。

  1. 亭主関白とは?
  2. モラハラとの違い
  3. こんな男性が亭主関白になりやすい
  4. 行き過ぎた亭主関白から逃れるには?

1.亭主関白とは?

端的にいえば「亭主が家庭の支配者として威張っていること。」を指します。大黒柱として威厳ある態度を超えて「誰が養っていると思っているんだ!」などの自分中心で妻を下にみるような態度は一緒に生活していくにはつらい存在です。

自分が絶対のルールーブックであり、独裁者であり、家庭内のことはすべて支配しないと気が済まないというのが共通する思考といえます。昭和のドラマにでてくるような夫を思い浮かべると分かりやすいでしょう。

亭主関白とは、女性に支配的になりやすい夫のことなんですね。
はい。行きすぎるとモラハラになります。

2.モラハラとの違い

モラハラとは精神的はDVで、職場や家庭でも起こりうる問題です。言葉や態度によってじわじわと相手を傷つけていく特徴があり、受けている相手も自分が悪いのかもしれないと洗脳状態におちいるケースもあります。

みそ汁を例に挙げると、亭主関白は一定のルールがあり、それを守っていれば特に問題はありません。対してモラハラは熱いのをだすと「こんな熱いのをだしてやけどさせる気?」と怒り、少し冷ましてだすと「温かいみそ汁も飲めない家庭なんて」と怒ります。基準も曖昧で何をしても長時間にわたってクレームをつけるなど精神的にかなりのダメージを受けるのが特徴です。

亭主関白とモラハラを併せ持っている場合が多く、その場合はより深刻な問題となる場合が多くあります。

亭主関白とモラハラは境界があいまいなんですね。
はい。しかも、モラハラはエスカレートする可能性もあります。

3.こんな男性が亭主関白になりやすい

3-1.女性へ求める理想像が古い

近年女性の社会進出はめざましく、家庭を持っても仕事を続ける方は少なくありません。金銭的な理由があっても家庭に入ることを固執する、働く女性をおとしめるような発言がある場合は注意が必要でしょう。また、男尊女卑的な発言がある場合も同じく注意が必要です。

3-2.マザコンの傾向がある

母親が専業主婦などで過剰に世話を焼いていた場合は、それが当たり前となり妻にもそれを求める傾向があります。妻に求めるハードルも高く、当然感謝はされないなど望ましくない生活になる可能性もあるでしょう。

3-3.父親が亭主関白

育った家庭環境によって、どのような夫になるかは大体の予測がつきます。彼の父親が亭主関白の場合、それを当たり前と捉え自分の家庭ができた際に再現してしまう可能性が高いので家庭環境のチェックもかかせません。

3-4.男性が地方出身者である

地方によってはいまだに長男が優遇されている場合があるなど、地域によって意識の違いがあることも考慮することも大切です。有名所では九州男児で、男性としての意識を強く持っている傾向にあります。

3-5.我が強い

喧嘩をしても絶対に謝らない、意見が通らないを不機嫌になる、といった傾向が強い男性は黄色信号といえるでしょう。家庭でもこの調子で自分の意見を押し通す、妻の意見に耳を傾けないといった未来が予想されます。

3-6.男性が多い環境

職場や友人関係で男性が多い環境にいる男性は、男性主体の意見に偏りがちです。悪気はなくても亭主関白のような状態におちいりやすい傾向にあります。

3-7.体育会系の部活歴が長い

運動系の部活では女子マネージャーに世話をされることに慣れて、当たり前のこととして受け止めている男性も多いでしょう。そういった場合は、結婚後も甲斐甲斐しく世話をしてもらって当たり前と受け止めることが予想されます。

3-8.先生と呼ばれる職についてる男性

普段から先生と呼ばれ仕事上で人を動かす立場にある男性は、家庭でもそうなりがちといわれています。習慣となっていて本人は気が付かない場合も多いでしょう。

3-9.強さへのあこがれがある

草食系といわれる男性の中には、強さへのあこがれをゆがんだ形で家庭に持ち込む方もいらっしゃいます。体を鍛えることが趣味、格闘技が好きといった場合にもみられる傾向なので、日頃の発言などをよくチェックしておくことが大切です。

古い価値観を持った男性は亭主関白になりやすいんですね。
はい。また、父親が亭主関白だと、子どもも同じようになりやすい傾向があります。

4.行き過ぎた亭主関白から逃れるには?

家庭を守るのは男性の役目、家族を守るためには決まりも必要といった健全的な亭主関白なら折り合いをつけてうまく生活することも可能でしょう。しかし、強すぎる男尊女卑思考やモラハラを併発している場合はその可能性は低くなります。

心が壊れてしまう前にうまく逃げることも必要でしょう。そこで、うまく逃げるために証拠を残しておくことをおすすめします。

精神的にダメージを受けた場合には、いつ・どこで・どのようになど詳細な記録をメモに残しておきましょう。また、受診した際には診断書をとっておくのも有効です。亭主関白な内容の音声や、メールも送受信ともに残しておくといいでしょう。また、お金の管理は夫がしており、資金が足りない場合には役所の女性福祉課やDV相談窓口などで相談するとさまざまな情報が得られます。

離婚も亭主関白から逃れる一つの方法なんですね。
はい。スムーズに離婚するためには、モラハラの証拠を残しておくことが大切です。

まとめ

昔とは生活スタイルが変わり、亭主関白は減少傾向にあります。家長として家族を守る強さは必要ですが、支配し独裁者のように振る舞うのではつらい生活になるでしょう。また、最近では亭主関白とモラハラを併発しているケースも多くこちらも深刻化する場合が多くあります。
つらい結婚生活にならないように結婚前に亭主関白を見抜くポイントは

  • 女性へ求める理想像が古い
  • マザコンの傾向がある
  • 父親が亭主関白
  • 男性が地方出身者である
  • 我が強い
  • 男性が多い環境
  • 体育会系の部活歴が長い
  • 先生と呼ばれる職についてる男性
  • 強さへのあこがれがある

もちろんこれがすべてではありませんし、当てはまる項目があるから必ず亭主関白になるというわけではありません。

いくつかのポイントが当てはまる場合は注意深く観察することをおすすめします。もし、結婚後に分かり精神的につらい生活となってしまった場合は、離婚することも視野に入れて証拠を集め自治体に支援を求めるといった対策も必要です。