夫が浮気をしたときの効果的な仕返しの方法とその効果とは?

男女平等の世の中になったとはいえ、いまだに男性の浮気に世の中は寛容です。
中には、「浮気は男のかいしょう」という意見の人もいるでしょう。
しかし、浮気された妻が我慢することはないのです。
今回は、浮気した夫への仕返しする方法をご紹介します。
浮気は、一種の病気のようなものです。
浮気をしても許されてしまうと、刺激やスリルを求めて何度でもくりかえす人もいるでしょう。
ですから、「もう二度と浮気はこりごり」という思いをさせた方がいいこともあります。
夫に浮気をされて仕返しを考えているという女性の方は、必見ですよ。

  1. 浮気はくせになるもの?
  2. 仕返しをする前の注意点
  3. 浮気をした夫に効果的な仕返しとは?
  4. 相手を追い詰めすぎないことも大切
  5. おわりに

1.浮気はくせになるもの?

男性の中には、既婚者になったとたんにモテだすという方もいます。
落ち着きが出てきたり、妻のコーディネートでオシャレになったりした人は、特にその傾向が強いでしょう。
また、不倫の恋が大好きという女性に目をつけられやすくもあります。
浮気は、普通の恋愛よりも刺激的でスリルがあるのです。
「人目を忍ぶ恋」というシチュエーションが、スパイスになっているのでしょう。
また、「その気になればいつでも別れられる」という気軽さも、浮気の魅力なのです。
さらに、浮気がばれても妻に叱られるだけで終わってしまうと、夫は妻を甘く見ます。
「妻は何をしても許してくれる」と思ってしまうのでしょう。
その結果、浮気をくりかえす人も少なくありません。

2.仕返しをする前の注意点

男性は妻が浮気をすると妻を責めますが、妻は夫が浮気をすると浮気相手の女性を責めることが多いそうです。
浮気をされた妻の中にも、夫よりも浮気相手の女性に復讐(ふくしゅう)心を燃え上がらせている方もいるでしょう。
しかし、浮気相手が夫を既婚者だと知らなかった場合は、不倫ではありません。
相手の女性は被害者になります。
また、不倫相手が18歳未満の場合は、たとえ合意の上であったとしても、夫が罪に問われる可能性があるでしょう。
仕返しをする相手は、まず夫です。浮気相手はその次くらいに考えておきましょう。
また、感情に任せて浮気女性に詰め寄ったりしてもいけません。
浮気は倫理的に許されるものではありませんが、相手にけがを負わせたりした場合は自分が有罪になってしまいます。
仕返しは冷静に行わなければなりません。
夫に対しても同様です。

3.浮気をした夫に効果的な仕返しとは?

では、浮気をした夫に効果的なダメージを与える仕返しにはどのようなものがあるのでしょうか?この項では、その一例をご紹介します。

3-1.慰謝料を請求する

慰謝料とは、精神的苦痛を受けたことに対するおわびとして払うお金です。
離婚する際に有責な方が払うことが多いのですが、離婚しなくても請求できます。
慰謝料を払うということは、「自分は悪いことをしました」と認めるのと同じことです。
ですから、人によっては大変なダメージを受けるでしょう。
できれば、独身時代にためた夫のお金から払わせると、さらに効果的です。
また、夫が既婚者と分かっていて不倫をした場合は、浮気相手の女性へも慰謝料が請求できます。
相手が逃げ回って話し合いに応じない場合は、内容証明などを送ってみましょう。
また、最終手段として裁判を起こすことも可能です。

3-2.親兄弟に不倫をした事実を伝える

世間は男性の浮気に比較的寛容です。
しかし、自分の兄弟や子どもが浮気をしたとなると話は別でしょう。
特に、倫理観の厳しい家の場合は夫の父や母、兄弟たちから厳しく叱責される可能性もあります。
また、浮気相手の女性の親に連絡をするのも、立派な復讐(ふくしゅう)です。
できれば、浮気の証拠などを添えて送ってあげるとさらに効果的でしょう。

3-3.職場に浮気の報告をする

職場によっては、浮気にとても厳しい対処をすることもあります。
職場は仕事をする場所ですから、社員同士が不適切な関係になっては困るのです。
また、倫理観が重要視される職場の場合は、不倫をしたことがばれると出世の道が閉ざされたり、退職を勧められたりすることもあります。
自営業の場合はもっと深刻な事態になることもあるでしょう。
自営業の場合は、個人の信用で仕事を得ていることも多いです。
ですから、不倫をする人というレッテルを張られてしまうと信用と仕事を同時に失うこともあります。

3-4.裁判に訴える

最も相手が社会的に傷つく可能性がある、仕返しの方法です。
不倫をして裁判まで発展するケースは、大きく分けてふたつあります。
ひとつは、夫が妻の離婚の申し出に応じない場合や、慰謝料の額にどちらかが不満を抱いた場合。
もうひとつは、不倫相手の女性が慰謝料の支払いを一度は納得したものの、いつまでも応じない場合です。
裁判所に訴えると記録が残ります。ですから、転職などをしても不倫の過去がばれることもあるでしょう。
また、職業によっては不倫で裁判を起こされたというだけで、大スキャンダルになることもあります。

4.相手を追い詰めすぎないことも大切

浮気は、配偶者の心を深く傷つける行為です。
夫に不倫をされた妻は、悲しくて苦しくて、やりきれないことでしょう。
しかし、感情のおもむくままに相手を傷つけてしまうと、取り返しのつかないことになることもあります。
また、仕返しをした結果、夫婦としてやり直すこともできなくなることもあるでしょう。
ですから、夫も浮気相手の女性も追い詰めすぎてはいけません。
また、インターネットを検索すると、いろいろな復讐(ふくしゅう)話がヒットします。
中にはかなり過激なことをした、と報告している方もいるでしょう。
そのような話ばかりをまとめたサイトもあります。
しかし、これらがすべて真実だとは限りません。
前述したように、復讐(ふくしゅう)とはいえ相手を肉体的に傷つけてしまえば、自分が罪に問われてしまうのです。
特に、女性の顔に傷をつけると大変なことになるでしょう。
また、仕返しをしながら夫との関係をどうするか考えてください。
もう一度夫婦としてやり直すのか、分かれて別々の道を歩くのかを決めましょう。
そうすれば、次の目標も定められます。
また、不倫の時効は3年です。
ですから、夫の持ち物をあさったら、10年前の浮気の証拠が出てきた、というケースは相手にも慰謝料は請求できません。
しかし、個人的に夫へ仕返しをする分には構いませんので、どういうことなのかじっくりと問い詰めておきましょう。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、浮気をした夫や不倫相手の女性に仕返しをする方法をご紹介しました。
今でも、「私さえ我慢すれば、家庭は円満のまま」と思っている女性もいるかもしれません。
しかし、誰かがひどく我慢することで平安がたもたれている家庭は、長続きしないでしょう。
特に、子どもは大人の気持ちを敏感に察します。
たとえ仲がよいように装っていても、大人になった子どもに「父と母は仮面夫婦だった、自分は気づいていた」と告白されるケースもあるのです。ですから、夫の浮気が発覚したら、どういう形であれ決着はつけましょう。
また、男性から見れば感情的に怒り狂われるよりも、冷静に事実を確認される方が恐ろしいそうです。
ですから、まずは浮気の証拠を集めて、言い逃れができない状態で、夫を問い詰めましょう。
浮気の証拠を集めるうちに、気持ちも冷静になり将来のことを考える余裕も出てきます。