妻の小言が多いときはどうすればいい？ 知っておくべき3つの対処法

1．なぜ妻の小言が多いのか知ろう

1-1．ストレスがあるから小言を言う

妻が小言を言うのは、小言を言う理由があるからです。「家事に協力しない」とか「何度言っても聞いてくれない」などの不満があるのでしょう。不満を述べること自体は悪くはありません。言い方に問題はあっても、妻に不満があるのは事実です。きちんと受け止めましょう。改善するべき点があるなら改善します。または、何か満たされない気持ちがあるので、妻が小言を言うケースもあるでしょう。「子供の世話で疲れている」、「夫婦のコミュニケーションが少ない」などはありませんか？気持ちを理解してあげるなら、妻の小言を少なくできるのです。

1-2．背景を理解しよう

妻がだれかにいつも小言を言われているため、小言を言う性格が染みつくケースもあります。妻の育った環境で、母親が父親にいつも小言を言っているなら、妻も小言を言う性格になるでしょう。小言を言われる夫の気持ちがわからないのです。ですから、小言を常に「悪意がある」と考えず、くせなのだと理解しましょう。もちろん、我慢ができないくせもあります。率直に伝えて、小言を減らすようにお願いしましょう。妻は、そこまで小言を言っていることに気づいていないケースもあるのです。

1-3．言い方に問題があるなら

言い方に「とげ」があるのはよくありません。妻の小言に十分理由があっても、言い方には気をつけてもらいましょう。だれも責められるような言い方が続くなら、毎日が疲れてきます。夫婦の中での話し方は、お互いに気をつけるべきです。同時に、妻の言い方がきついなら、それだけ深刻なストレスを抱えているのだと理解してあげましょう。いわば、「赤信号」のサインです。問題が深刻になる前に、きちんと話し合って解決してください。

2．自分を変えるところから始めよう

2-1．話をきちんと聞く

妻の小言の言い方が悪くても、小言の内容はしっかりと考えてください。いつも聞いたふりではいけません。小言にはたいてい理由があります。夫がいつまでも変わらないなら、妻も疲れてくるのです。夫婦仲に溝が入り、修復が難しくなるでしょう。よいコミュニケーションが解決のかぎです。小言をやめてほしいなら、しっかりと話を聞きましょう。女性は男性よりも、話を聞いてもらいたいと感じるものです。すぐにアドバイスを与えてはいけません。アドバイスよりも、気持ちを理解してほしいのです。

2-2．自分の話し方にも気をつける

自分も妻に小言を言っていませんか？自分の話し方を考えてみましょう。お互いに小言を言い合うのはよくありません。妻に小言をやめてほしいなら、まずは自分からやめましょう。何かお願いするときも、親切に伝えます。妻の気持ちになって考えましょう。自分の話し方を妻がどう感じているか、率直に尋ねてください。改善するべき点があれば、すぐに変えましょう。自分をまず変えるのです。そうすれば、妻の小言が減るのも期待できるでしょう。

2-3．ストレスをためすぎないように

妻の小言が多くても、ただ我慢するのはよくありません。ストレスをためすぎないでください。もちろん、喧嘩（けんか）は解決にはなりません。おだやかに、そして率直に「自分がどう感じるか」と伝えましょう。疲れているときには、つい小言を言うものです。そのたびにいらいらしてはいけません。ときには、聞き逃すのも大切です。妻のストレスを受け入れてあげましょう。同時に、自分もストレスになるほど我慢してはいけません。

3．妻がずっと小言を言うなら

3-1．一緒に夫婦仲をよくするために努力しよう

率直な話し合いはなにより大切です。同時に、妻が満たされていないなら、小言が多い原因になります。夫婦が一緒にいる時間が足りないケースも多いようです。一緒に買い物にいく、一緒にごはんを食べるといった、毎日のことを一緒に楽しく行いましょう。妻の趣味にも付き合ってください。お互いに過ごす時間が増えるなら、満たされた思いになり、夫婦仲も改善します。

3-2．離婚をすぐに考えてはいけない

すでに夫婦の愛情が冷え切っていますか？ すぐに離婚を考えてはいけません。だれかに相談するのもよい方法ですが、可能な限り夫婦双方が信頼できる人に、一緒に相談するのがよいでしょう。離婚が解決になると考えてはいけません。それぞれに改善できる点があるはずです。初心に戻って、2人の夫婦関係を修復しましょう。まずは、「一緒にデート」から始めるのです。相手に何かしてもらうことより、自分が何を与えることができるか考えましょう。

3-3．ほかの理由があるか考えよう

妻の小言は、実はもっと深刻な問題が原因である可能性もあります。夫の浮気を疑っているため、不安な気持ちが小言にあらわれるケースもあるのです。逆に、妻の言動に不審な点がありますか？まずは、率直に尋ねましょう。お互い疑いの気持ちを持ったまま、小言を言い合うなら、夫婦間の溝は深まります。深刻な状態になる前に、疑いを解消してください。疑いを解消するためには、プロに相談するのもひとつの方法です。

まとめ

妻の小言を理解するところから始めましょう。違う環境で育った2人が一緒に住んでいるため、不満があるのは当然です。夫として、変化するべきところも受け止めましょう。妻の思いが満たされるように、夫としてできることを考えてください。夫婦間の愛情が冷めるのを、放っておいてはいけません。お互いの愛情を疑うのは危険です。まずはしっかり話し合いましょう。解決のために、行うべきことは遅らせてはいけません。