夫の金銭感覚がおかしい!!改善させる5つの方法は!?

夫の金銭感覚がおかしい!!改善させる5つの方法は!?

「夫の金遣いが荒い・・・」とお悩みではありませんか?

今は共働きの家庭が多く、夫があまり家庭にお金を入れなくても生活ができるお宅も多いでしょう。

しかし、それが夫の金銭感覚の矯正を難しくしてしまうこともあります。

夫も大人ですから、妻に口出しされると怒ることもあります。

だからといって、放置しておくと離婚問題に発展するかもしれません。

そこで今回は、夫の金銭感覚を改善させる方法をご紹介しましょう。

  1. 男性は金遣いが荒くなりやすいのはなぜ?
  2. お金の問題は離婚の引き金になりやすい!?
  3. 夫の金銭感覚を矯正する方法は?
  4. お小遣いの使い方には口を出さない

夫の金銭感覚に悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んで対策の参考にしてください。

1.男性は金遣いが荒くなりやすいのはなぜ?

金遣いの荒い人は、性別に関わりなくいます。しかし、結婚してからも金銭感覚が独身のままという方は、男性の方が多いのです。この項では、その理由をご紹介しましょう。

1-1.生活に必要なお金が把握できない

男性は、女性に比べて生活に必要なお金を把握していない方が多いです。結婚するまで実家暮らしだったという方は、光熱費や食費がいくらかかっていたか分からない人もたくさんいます。

また、ひとり暮らしの経験がある方も、食事は外食やお弁当ばかりだったという場合は、食材の値段を把握していません。ですから、結婚してもいくら生活にお金が必要か分からず、金遣いが荒くなりやすいのです。

1-2.お付き合いにお金がかかる

上司が部下に食事をごちそうしたり、飲み会の費用を多めに出す習慣があったりする会社は少なくありません。

また、割り勘でも飲み会が多い会社もあるでしょう。お付き合いも仕事のうちですが、あまり頻繁ですと家計に響きます。女性がいるお店は飲み代も高くなりがち。週に1度以上行けば一か月で数万円の出費になるでしょう。

1-3.お金がかかる趣味をやめられない

お金がかかる趣味を持っている方の中には、結婚しても何とか続けたいと思っている人も少なくありません。通常は、費用を少なくしたりほかに使うお金を節約したりして、趣味の費用を捻出するでしょう。

中には、独身時代と変わらないペースでお金を使う方もいます。夫婦ふたり暮らしならば、問題ないかもしれません。しかし、子どもが生まれてお金がかかるようになってくると、次第に家計を圧迫していきます。

2.お金の問題は離婚の引き金になりやすい!?

「愛情があれば、お金なんて」と思う方もいるかもしれません。しかし、それは間違いです。
お金がなければ気持ちに余裕がなくなります。

特に、子どもが生まれると妻が働けなくなったりいろいろと出費が増えたりするでしょう。そんなときになっても、夫の金銭感覚が独身のままだと、結婚生活が苦痛になります。

しなくてもよいケンカも増えるでしょう。実際に、離婚した夫婦に原因を調査すると、金銭問題が上位に入ります。また、夫婦どちらかの金銭感覚が荒ければ、年をとるにつれて生活が苦しくなるでしょう。そのときに後悔しても遅いのです。

3.夫の金銭感覚を矯正する方法は?

では、夫の金銭感覚を正常に戻すにはどうしたらよいのでしょうか? この項では、その一例をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

3-1.収入と支出を正確に伝える

男性は、女性よりも抽象的な表現を理解しにくい傾向にあります。ですから、「このままじゃ、生活が成り立たないよ」といっても男性は理解しにくいのです。それよりも、わが家の収入と支出を1円単位まで計算し、具体的な数字を提示した方がよいでしょう。

また、夫がむだ遣いしたお金を計算して「あなたが使ったお金」と提示してあげるのもお勧めです。むだ遣いをする人の多くが、「何に使ったか分からないけれど、お金がなくなってしまった」という経験をしています。ですから、どのくらいお金を切り詰めればよいのか、を示してあげることが大切です。

3-2.目標を持つ

結婚すると、家族の目標ができます。マイホームを持つことでもよいですし、子どもの教育費をためるお宅もあるでしょう。その目標金額を設定し、お金をためていくと効果的です。漠然と貯金していくより、目標金額がはっきりしていた方がモチベーションもたもちやすいでしょう。

3-3.買い物に同行してもらう

生活費にいくらかかるかピンとこない夫には、買い物に同行してもらいましょう。そして、食費や雑貨費を把握してもらうのです。金銭感覚がいいかげんな人は、コンビニをしょっちゅう利用しています。コンビニは確かに便利ですが、売っている品物はスーパーよりもだいぶ割高です。

夫が1日1度は必ずコンビニに寄るという方は、自分がどれだけむだ遣いをしているか自覚させる効果もあります。さらに、「もっと食費や雑費を削れ」と主張する夫には、有効な反撃材料になるでしょう。

3-4.給料のうち貯金の額と使ってよい額を明確に決める

正しい金銭感覚が身に付いていない夫は、給料の使い方もおかしいです。ですから、妻が貯金の額、使ってよい額を明確に決めましょう。そして、給料日になったら使ってよい金額だけを残して、口座からお金を移動させてください。

「そこまでするのか?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、お金の使い方を分からないまま大人になってしまった人は、そこまでしないと矯正ができにくいのです。

3-5.借金は必ず自分で払わせる

すでに借金があるという夫は、必ず自分で最後まで支払わせましょう。妻とはいえ借金を肩代わりすると、夫は「借金などたいしたことはない」と思いがちです。これでは、借金癖は直りません。お金に困れば手軽にキャッシングに手を出すでしょう。本人が「借金などもうこりごりだ」と思うことが大切です。

なお、借金返済に時間がかかるほど利息が膨らんでいく場合は、一度妻が肩代わりし夫が妻に返済する方法もあります。このときも、必ず毎月返済させましょう。そうしないと、夫は再び借金をします。

4.お小遣いの使い方には口を出さない

夫も妻も、一定額の「自由に使ってよいお金」を確保しているご家庭は多いでしょう。この使い道は自由です。何に使おうと妻が口を出してはいけません。

ただし、コレクションを増やす癖がある夫の場合は、コレクションの置き場所を決めてください。際限なくコレクションが増えてしまうと部屋が狭くなりますし、必要なものが置けなくなります。

おわりに

いかがでしたか? 今回は夫の金銭感覚を改善させる方法についてご紹介しました。金銭感覚は、本人が長い時間をかけてつちかってきたものです。ですから、一朝一夕には変わりません。

最近は、妻の稼ぎを生活費に当てればよいという考えの男性も増えているとか。しかし、女性は男性よりも出産や育児などで働けなくなるリスクが高いです。そのときに、貯金はなく夫の金遣いが荒ければ、生活が行き詰まってしまうでしょう。

夫がカードの分割払いやリボ払いを利用しているという方は、すぐに支払い方法を変更させてください。特に、リボ払いは支払い回数が伸びるほど損をする仕組みです。

また、夫がお金に困ったら、ぎりぎりまで補てんしてはいけません。やりくりの仕方を知らないのなら、失敗しながら覚えさせましょう。そうすれば、むだ遣いの怖さがよく分かります。ただし、夫が独身時代にためたお金は好きに使わせてあげましょう。