最近夫が冷たい?!その原因はどこにある?
何だか最近、急に夫の態度が冷たくなった…と、悩む妻が増えています。ちょっと前まで普通だったのに、突然夫の態度が冷たくなってしまうのはなぜなのでしょうか。
その原因と、元のような夫婦仲に戻るための対処法をご紹介しましょう。
1.夫が冷たくなる理由
突然、夫が冷たくなる…その理由は、どこにあるのでしょうか?
1-1.悩みがある
実は、夫が悩みを抱えており、そのために態度が冷たくなってしまう、ということは往々にしてあります。たとえば、仕事がうまくいっていなかったり、あるいは職場の人間関係に悩んでいたり…といったケースです。
冷たい、と感じる態度の中に疲れている様子や思いつめた様子が見て取れることはありませんか?そんなときは無理に悩みを聞き出すのではなく、さりげなく夫を気遣ってあげましょう。
「いつもお疲れ様」「頑張りすぎてない?」「何か困ったことがあったりしたら私にも相談してね?」といった具合に言葉をかけて、夫の反応を見てみましょう。また、こうした言葉をきっかけに夫から悩みを打ち明けてくることもあります。そのときは真剣に向き合いましょう。
1-2.浮気・不倫をしている
夫の態度が冷たくなったとき、一番に疑うのはここではないでしょうか。妻ではない女性に夢中になっているために、妻に関心がなくなって冷たくなったり、あるいは後ろめたさから冷たくなったりするということはよくある話です。
浮気にまでは至っていないけれど、気になる人がいるという可能性もあるでしょう。その女性と、妻を比べてしまって、妻の欠点が目についている場合も多々あります。どちらにせよ、この場合、妻の存在が鬱陶しいと感じているのが、態度が冷たくなる何よりの原因だと言えるでしょう。
2.実は妻に問題アリ?!
夫の態度が冷たいと嘆く、その妻に、もしかしたら問題があるのかもしれません。嘆く前に、自分の態度を見なおして見てはいかがでしょう?
2-1.妻の態度が変わった
結婚当初に比べて、あなたの態度、変わっていませんか?
- 家事に手を抜く
- 優しさや可愛(かわい)らしさを感じられなくなった
- 女を忘れている
- 自分にかまってくれない・子供にばかりかまう
- 若い頃に比べて容姿が変わりすぎている
夫はこうした不満をあなたに持っているかもしれません。つまり、夫が冷たい原因は結婚当初に比べ、あなたの態度が変わったことにあるかもしれないということです。
一度、初心にかえって掃除や炊事を頑張ったり、夫と出かけるときにおしゃれをしたりしてみてはいかがでしょう?それだけで印象も変わってきます。
2-2.妻の言葉遣い
夫婦生活の慣れから、ついついキツイ言い方をしていませんか?夫は、妻の言葉遣いから「もう話したくない」と感じてしまうことがあります。
- 女性らしくない言葉(乱暴・粗雑な言葉)を使う
- ぶっきらぼうに返事をする
- 頭ごなしに夫の言葉を否定する
- 優しさがない言葉遣い
こんな言葉遣いを、無意識にしていませんか?話し方ひとつ、言葉ひとつで同じことを言う場合でも随分印象が違うものです。たとえば、家事を手伝って欲しいとき、あなたはどんな言い方をしていますか?「休みだからってダラダラしてないで、ちょっとは手伝ってよ!」なんて言ってはいけません。
そういうときはちょっと一呼吸おいて、「疲れてるところごめんね?ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけど、いいかな?」といった具合に尋ねてみましょう。男は頼られることを好む傾向があります。優しい言葉、男を立てるような言葉を使うだけでも、まったく印象が変わってくるのです。
2-3.妻に言い出しにくいことがある
妻に対して言いたいことがあるけれど、言い出しにくい…そんなふうに感じているとき、夫の態度は冷たくなる傾向があります。
- 趣味のものが買いたい
- 車を買い換えたい
- 自分の親や兄弟を大切にして欲しい
- ちょっとした不満の積み重ね
妻にしたら「なんで?」と思うことが多いかもしれません。ですが、上に挙げたようなことを夫に言われたとき、あなたはどんな態度をとりますか?あるいは、以前に言われたときにどんな態度をとったか覚えているでしょうか?
言いたいけれど、口に出したら怒られる、あるいは反対される…といった可能性を感じると、夫はそれを隠してしまいます。これが結果として不満になり、冷たくなっていくのです。
また、不満が重なりそれを我慢し続けることによって、妻の顔を見るのさえ嫌だという状態になってしまうこともあります。さらに、これが理由で浮気や不倫をしてしまうことも…夫を責める前に、まずは自分の態度を改めてみましょう。
3.夫婦仲を元のような状態に戻すためには?
夫の態度が冷たくなってしまったそのあと、夫婦仲を元のような状態に戻すことはできるのでしょうか?
3-1.きちんと夫と話をする
夫婦仲が冷えてしまっているのはなぜなのか、夫の態度が冷たい理由・原因を知るためにきちんと話をしましょう。そのとき注意したいのは、理由がわかったときに夫を責めないことです。「そんなことだったの?」「もっと早く言ってよ」といった言葉はNG。自分にとっては些細(ささい)なことでも、相手にとっては大きな問題であることはよくある話です。
また、言えない環境であったことは妻であるあなたにも原因があります。夫を責めるのではなく、そういう原因があったのだとまずは客観的に受け取ってください。その上で、その原因を取り除くための解決策を、話し合っていきましょう。そのコミュニケーションこそ、夫婦仲を戻すために必要なものなのです。
3-2.ポジティブな会話をしよう
ついつい人の悪口や批判を、夫の前でしていませんか? そうしたネガティブな会話もNG。夫とコミュニケーションをとるときには、ポジティブな会話をするようにしましょう。たとえば、未来を想像するような会話や、子供がいるなら子供が頑張ったという話。または、夫が何かを話し始めたらそれを聞く姿勢をとり、明るい会話をする、といった具合です。
ネガティブな会話は極力避け、明るいポジティブな話をしましょう。たったそれだけで、夫は「ここに帰ってきたい」と思うようになっていきます。ただし、自分が何か悩みを抱えていたりする場合には、別です。夫に「大切な話をしたいから、都合がいいときに話を聞いてくれないか」と一言断りをいれて、相談にのってもらいましょう。
3-3.「ありがとう」を言う
夫を立てる言葉のひとつが「ありがとう」です。 どんな小さなことでも、夫が何かをしてくれたら「ありがとう」と素直にお礼を伝えてみましょう。
また、週に一度でもかまいませんから「いつも頑張ってくれてありがとう」と働く夫へ、労(ねぎら)いの意味を込めて「ありがとう」を伝えてください。夫は働く機械ではありません。きちんと労(ねぎら)って、それをコミュニケーションとしていくことこそ、夫の冷たい態度を和らげ、夫婦仲を戻るきっかけに繋がるのです。
まとめ
夫が冷たくなってしまう原因、わかりましたか? 案外些細(ささい)なことだと感じた人もいることでしょう。でもその些細なことが積み重なって、それが不満になって、冷たい態度になっているかもしれません。あなたの態度は大丈夫ですか?夫が冷たくなるようなことはしていませんか?いつまでも夫婦円満でいるためにも、自分を見つめ直すことも、どうか忘れないでください。夫婦円満なんて夢物語…なんてことはありません。お互いがお互いを思い合い、ちょっとした気配りをすることで、保っていけるものなのですから。