配偶者が浮気をしているかどうか調べる方法!自分で調査できるの?
配偶者が浮気をしているようだと悩んでいる方は少なくありません。一昔前までは、夫の浮気に悩む妻が大半でしたが、今では妻の浮気に悩む夫も増えてきています。配偶者が浮気をしているのに見てみぬふりをしている方は少なくありません。しかし、浮気はきちんと調査をして白黒をつけた方がよいのです。
そこで、今回は配偶者の浮気を調べる方法についてご紹介しましょう。浮気を調べる方法は簡単なようで難しいのです。
自分でできることと、プロに依頼した方がよいことが分かれば、浮気調査もスムーズに進むでしょう。この記事を読めば浮気調査のときにしてよいこと、そして避けた方がよいことも分かります。配偶者が浮気をしているかもという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
1.浮気はどこから?
浮気は、配偶者に対する重大な裏切り行為です。しかし、その一方で浮気に惹(ひ)かれる既婚者は一定数います。テレビドラマや映画・小説でも不倫をテーマにしたものは人気です。では、いったいどこからが浮気なのでしょうか?
嫉妬心が強い方の場合は、「異性と話した時点で浮気」と思う方もいるかもしれません。法律では「浮気とは、相手が既婚者であると知っていながら肉体関係を結んだとき」と定められています。ですから、浮気の証拠をつかむ場合は、相手と肉体関係があると分かるようなものが必要です。
また、相手が配偶者を既婚者だとは知らなかった場合は肉体関係があっても浮気にはなりません。むしろ浮気相手が被害者になります。18歳未満と肉体関係を持っていた場合も同様です。
2.人はなぜ浮気をするのか?
男性の場合は、家庭がうまくいっている人ほど刺激を求めて浮気をする傾向にあります。女性の場合は逆に、家庭がうまくいっていないと外に癒(い)やしや救いを求めて浮気する傾向が強いです。もちろん、すべての浮気の理由がこの2つに当てはまるわけではありません。しかし、「性別によって浮気の虫が騒ぎ出しやすい場面が違う」ということを知っておくと対策も立てやすくなります。
また、異性にモテることがステータスだった人の場合は、結婚してからも考え方を変えるのは難しいでしょう。「相手が好き」というわけではなく「自分のステータスを維持する」ために浮気をするタイプもいます。これは性別に関係ありませんので、モテ自慢が激しい人と結婚する場合は注意が必要です。
3.浮気を調べる必要性と注意点
この項では、浮気をしているかもしれない配偶者を調査する必要性と注意点についてご紹介します。素人でも、チェック方法さえ知っていれば浮気の証拠を押さえることが可能です。また、プロに頼んだ方がよいケースも同時にご紹介しましょう。
3-1.なぜ、浮気の調査が必要なのか
ほんの30年くらい前までは、世の中は男性の浮気にかなり寛大でした。浮気は見て見ぬふりをしていればよいという風潮もあったのです。しかし、浮気を見逃していると配偶者も浮気相手も調子に乗って行動がエスカレートしやすいでしょう。知らない間に財産を使いこまれたり一方的に離婚を申し込まれたりする危険もあります。
また、浮気相手に子どもができてしまうと、さらにややこしいことになるでしょう。配偶者は「遊びのつもりだった」としても、浮気相手が本気になってしまった場合家族に害が及ぶかもしれません。浮気をした配偶者と別れるにしてもやり直すにしても、浮気の調査をして証拠を集め、浮気の事実を認めさせることが大切なのです。
3-2.浮気調査をするメリットとデメリット
浮気調査をして配偶者が確かに浮気をしているという証拠をつかめば、慰謝料を配偶者と浮気相手に請求することができます。慰謝料は、精神的苦痛に対するおわびとして払うお金ですから、離婚をしなくても請求ができるのです。
また、浮気をやめさせるきっかけにもなります。浮気相手とはあくまでも遊びで家庭を壊す気はないという人ほど、浮気が配偶者にばれた時点で別れるでしょう。
デメリットは、プロに依頼した場合は費用がかかることと、夫婦のこれからについて離婚を視野に入れて話し合う必要が生まれることです。離婚の話し合いは、体力と気力を激しく消耗します。「こんなことなら見てみぬふりをしていればよかった」と思うかもしれません。
心がくじけないためにも、調査をする前に「浮気をしていると分かった場合、自分は配偶者との関係をどうしたいのか」ということを考えておきましょう。
3-3.浮気調査をするときの注意点
浮気調査はある程度まで素人でも行えます。しかし、あまりにもあからさまに「調査をしている」という痕跡を残してしまうと、配偶者は警戒するでしょう。相手に悟られないように慎重に調査をしていってください。
GPSや盗聴器などを仕込めば楽に証拠かつかめるのではないか? と思う方もいるでしょう。でも、このような機材を使いこなすのは大変です。今はスマートフォンに仕込める追跡用のGPSアプリなどもありますが、持ち主の許可なく勝手にインストールするのは犯罪になります。注意してください。
3-4.自分でできる浮気調査の方法
浮気をしている人は、当然ですが浮気相手と会う時間が必要です。また、一緒に食事をしたりプレゼントを贈ったりホテルに泊まったりするので、お金も必要になります。つまり、金遣いが荒くなり、家にいる時間が短くなったら浮気をしている可能性が高いでしょう。残業や休日出勤が増えたら、給料明細をチェックしてみてください。本当に残業だったりしたら手当てがついているはずです。
また、常に携帯電話を持ち歩くようになり、ロックをかけるようになったら要注意。携帯電話は浮気相手と連絡を取るのに欠かせません。たとえロックがかかっていて内容が分からなかったとしても、配偶者がこそこそと電話をしていたり、画面をにやにやしながら見つめていたりしたら、浮気相手とやり取りしている可能性が高いでしょう。
さらに、見慣れないレシートもチェックしてください。最近のレシートには店名、利用した時間なども記載されています。残業や休日出勤をしている時間帯に利用したレシートが出てきた場合は要注意です。
コンビニ程度なら仕事の合間に行ったということもありますが、レストランやホテル、異性向きの商品をあつかう店だったりしたら限りなく黒に近いでしょう。これらの証拠はきちんと保管しておいてください。
また、携帯電話が見られるとしたら、「いつ」「誰と」「どんなメールのやり取り」をしているのかなど、可能な限り情報を見て別の場所に記録しておきましょう。
3-5.プロに依頼した方がよい調査
浮気の決定的な証拠は、宿泊施設に配偶者と浮気相手がそろって出入りしている写真です。裁判所でも、男女が密室に一定時間入るということは肉体関係があると見なしています。
また、今は浮気相手もいろいろなところから探せるようになり、自分の調査だけでは、浮気相手がどこの誰か分からないという場合もプロに依頼した方がよいでしょう。配偶者に気づかれることなく写真を撮ったり、浮気相手の素性を突き止めたりしてくれます。
4.浮気調査をプロに依頼するメリットや注意点
では、浮気調査を依頼するにはどうしたらよいのでしょうか? この項では依頼の方法から業者の選び方、さらにメリットや注意点をご紹介します。
4-1.浮気調査を依頼できる業者は?
浮気調査を依頼する業者、といえば探偵社です。「浮気調査はお任せください」というCMを見たことがある方もいるでしょう。日本にはたくさんの探偵社がありますが、浮気調査が主な業務内容というところがほとんどです。ですから、業者選びも大切になります。
また、探偵と同じような調査をしてくれる業者に「興信所」がありますが、この興信所は、どちらかといえば「信用調査」を得意とする業者です。信用調査をする場合は、近所に聞き込みなどをすることも多く、「興信所が調査に来た」といつの間にかうわさになっていることもあるでしょう。もちろん、浮気調査をする場合はこんなことはしませんが、浮気調査に限っては、探偵業者の方が得意分野です。
調査方法は尾行、張り込み、写真撮影が主になります。対象者を尾行したり、張りこんだりして、浮気の決定的な証拠を見つけたら写真を撮影するのです。
4-2.浮気調査を依頼するメリット
浮気調査をプロに依頼すると、短時間で確実に浮気の証拠を集めてくれます。前述した写真や、浮気相手の素性、浮気の頻度なども調べてくれるでしょう。
4-3.浮気調査の依頼を躊躇してしまう理由
しかし、探偵社に依頼はしたいけれど踏ん切りがつかないという方も多いでしょう。探偵業者に依頼すると、安くないお金がかかります。高額な費用がかかるというとどうしても二の足を踏んでしまいがちです。
無理やり高額な調査を依頼するように契約書にサインさせられたなどという話を聞くと、躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。しかし、このようなトラブルは、事前に探偵社を選んでおけば防ぐことができるのです。
4-4.探偵業者の選び方
探偵業者は、インターネットで検索すればすぐに最寄りのものが見つかるでしょう。今はホームページを開設している業者も多いので、依頼できる内容や申し込みの方法などを家でチェックできます。
相談は無料というところも多いので、相談だけしてみるのもよいでしょう。優良な探偵業者なら事務所で話を聞いてくれます。また、誰もが見えるところに警察に提出している「探偵業届出証明書」が提示してあるはずです。
逆に、喫茶店などで話を聞き、すぐに契約をさせようとする業者は信頼できません。探偵業者の費用は決して安くはありませんが、基本の浮気調査くらいならば目が飛び出るほど高くはないのです。
契約を交わすときはきちんと契約書を作ってくれる業者なら信用できるでしょう。どんなにしっかりしていそうに見えても、口約束だけで契約してはいけません。
4-5.調査の報告方法
優良な探偵業者ならば、数時間おきに調査報告の電話をくれます。また、宿泊施設に入ったり、証拠の写真が撮れたりりした場合も連絡をくれるでしょう。さらに、調査報告書の記載も丁寧で、「何時何分どこに、誰と行った」と細かく記してくれます。写真も顔がはっきりと分かるものを撮影してくれるでしょう。依頼人が定めた期限内に証拠がつかめなかった場合は、延長するかどうかの判断も任せてくれます。勝手に延長することはありません。
4-6.守秘義務について
探偵は、もちろん守秘義務があります。調査員はどんなことがあっても依頼人のことを第三者に漏らすことはありません。配偶者にも気づかれないように尾行や調査をしてくれます。もし、調査内容をどこかに漏らしてしまった場合は、罰則の対象にもなるでしょう。
4-7.浮気調査の費用相場
浮気調査の費用は1日1万円~2万円の調査費用に加えて交通費などがプラスされた金額になります。また、調査結果が満足いくものだった場合は、成功報酬が加算されることもあるでしょう。1週間で十万円前後が相場です。
浮気相手のことをある程度調べておけば、利用する宿泊施設なども見当がつきやすく、調査日数が節約できます。逆に相手がどこの誰だか分からないという場合は、調査が長引きやすく費用もかさむでしょう。
5.浮気調査に関するよくある質問
Q.自分で浮気の決定的な証拠をつかむことはできますか?
A.可能ではありますが、かなり難しいでしょう。気づかれずに写真撮影をするには、プロに任せた方が安心です。相手に気づかれてしまっては、警戒されてしまいます。
Q.費用の安さで探偵社を選んでも大丈夫ですか?
A.費用の安さは魅力的ですが、後でいろいろな加算料金を提示される場合もあります。見積もりを取る場合は、トータルの費用で出してもらいましょう。
Q.探偵が証拠をつかめなかった場合はシロですか?
A.探偵は浮気調査のプロですから、しばらく調査して何も証拠が出ない場合はシロの可能性が高いでしょう。
Q 費用は分割払いが可能ですか?
A.はい、できます。探偵業者によってはカード払いもできるでしょう。詳しくは各業者に尋ねてください。
Q.探偵業者の費用を配偶者に請求してもいいですか?
A.浮気が本当ならば、慰謝料の一部に費用を含めることはできます。弁護士などと相談して請求しましょう。
まとめ
いかがでしたか? 今回が浮気調査をする方法についてご紹介しました。浮気は発覚した方が終了しやすいのです。泣き寝入りなどせずしっかり証拠をつかんで戦いましょう。