不倫や浮気の訴訟を効率良く進めるためのポイントはコレだ!
不倫や浮気での訴訟を考えているけど、どう進めていけばいいのか分からない。そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
不倫問題などは、精神的な負担も大きいものです。さまざまな負担から早く解放されたい、と思うのは当然のことでしょう。この記事では、不倫や浮気問題での訴訟について、基礎知識などをご紹介します。不倫や浮気で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
不倫・浮気をされた側(がわ)にとって、心の傷は大きなものです。だからこそ、何もしないで泣き寝入りするのはおすすめしません。この記事を読むことで、訴訟を起こす上でのポイントや注意点を把握でき、スムーズにトラブル解決が可能です。
1.不倫の訴訟とは?
不倫や浮気での訴訟を起こすにあたって、まずはそれぞれどういったものなのかを把握するのが重要です。不倫や浮気の違いなどを頭に入れておきましょう。
1-1.不倫とは?
不倫の定義ですが、人間本来が行うべき道に背くことを言います。基本的に、配偶者を持つ者が別の相手と男女関係を築くことです。
1-2.不倫と浮気は違うもの?
不倫と浮気、一見同じもののように見えますね。しかし、違いがあるのです。
まず、浮気は結婚をしていないカップルのどちらかが、別の相手と男女関係を築くことを指します。一方、結婚をしているにもかかわらず、ほかの相手と男女関係を持つのが不倫です。簡単に言えば、結婚が絡んでいるものが不倫、そうでないものが浮気ということになります。
1-3.訴訟とは?
訴訟とは、争いを起こしている当事者以外の第三者を加えることで、問題を解決することを言います。また、権利や義務などの法律的確定を求めるために、裁判所に訴えることです。
1-4.不倫の訴訟とは?
不倫の訴訟とは、言葉のとおり不倫が原因で起こる訴訟のことです。主に不倫相手に慰謝料を求めたり、不倫をきっかけにして離婚したりする場合などに起こります。
2.不倫と訴訟についての基礎知識
訴訟というと、何だか難しそうなイメージを持ってしまいますね。特に、これから初めて訴訟を起こそうと考えている人にとっては、不倫による訴訟自体、どんなものか分からない状態でしょう。ここでは、不倫による訴訟について、役立つポイントをご紹介します。
2-1.どんな場合に訴訟となるか
不倫で訴訟を起こしたいけど、自分の状況では訴訟を起こせるのか、と不安を抱えている人もいらっしゃるでしょう。一般的に、不倫で訴訟を起こすための条件には次のようなものがあります。
2-1-1.貞操義務に違反していること
配偶者に不貞な行為があった場合、離婚のために訴えることができます。また、不貞行為は損害賠償の対象となるため、慰謝料の請求も可能となるでしょう。しかし、ここで重要なのが「貞操義務に違反しているか否か」です。
たとえば、配偶者以外の相手とメールでのやり取りをしていることや、ただ遊びに行くために会っているなどは不貞行為には当てはまりません。では、一体何が不貞行為となるのでしょうか。答えは、「肉体関係」です。肉体関係があれば、貞操義務に違反していることとなるため、訴訟を起こすことができます。
2-1-2.きちんとした証拠がそろっていること
訴訟を起こすときは、どんな場合であっても必ず証拠が必要です。証拠がないまま訴訟をしてしまうと、負ける可能性が高くなります。特に慰謝料を請求したい場合は、肉体関係があることを証明できるものが必要になるので注意しましょう。これといった証拠なしに訴訟を起こしてしまうと、相手から損害賠償を請求されてしまう可能性もあります。
ただし、相手側が肉体関係があったことを容認した場合は、特に証拠がなくても慰謝料を請求可能です。
2-2.不倫で訴訟を起こすメリット・デメリットについて
不倫で訴訟を起こすことには、当然メリット・デメリットがあります。まず、メリットですが当事者同士で話し合うことではなかなか解決しない問題をスムーズに進められることです。また、事実関係を明らかにできること、相手に慰謝料を払う義務を背負わせられることなどが挙げられます。
反対に、デメリットについても把握しておきましょう。まず、何よりも労力を使うことです。一度(いちど)訴訟を起こせば、判決が下るまでに最低で3か月、最長で1年はかかることになります。この間、精神的にも肉体的にも疲労を負うことになるのです。また、必要書類の作成も難しいため、1人でやろうと思うと相当な重荷となります。このため、できるだけ専門家などを頼ることで、自分への負担を大幅に軽減できるでしょう。
2-3.訴訟の大まかな流れ
それでは、不倫での訴訟を起こすときの具体的な流れについて、簡単にお話していきましょう。
2-3-1.最初は示談で話し合いを
不倫で訴訟を起こすとなると、さまざまな手続きが必要になります。場合によっては、専門家に依頼することにもなり大変です。そのため、示談で解決できるのが理想といえます。示談で解決まで持っていければ、訴訟を起こすよりも手軽に問題解決できる可能性が高いです。しかし、示談は当事者だけで話し合うことになります。そのため、どうしてもお互い感情的になり、話が進まないケースも多いです。その場合は、訴訟に持っていく方が良いでしょう。
2-3-2.裁判を起こす
示談でどうにもならない場合は、裁判所に訴状を提出し、裁判を起こすことになります。訴状の作成は、素人だけで行うのは非常に難しいものです。専門家などに相談して、きちんとした訴状を用意して裁判に臨みましょう。
訴状を提出した後は、次のような流れで進んでいきます。
- 原告、被告それぞれが書面で意見を主張しあう
- 場合によって、裁判所から和解が提案される(ここで和解すれば、裁判は終了)
- 和解を受け入れなかった場合は、判決を出すために証拠調べが行われる
- 最終的な判決が言い渡される
2-4.専門家へ依頼するには?
不倫での訴訟には、きちんとした証拠や専門知識が必要不可欠です。そのため、基本的に1人ですべてを進めていくのは難しいといえます。できれば、弁護士や探偵事務所などに頼っていきましょう。
弁護士や探偵事務所を頼るのはお金もかかるし、と考える人もいるでしょう。確かに相応の額はかかってしまいます。しかし、専門家を頼ることで、訴訟をよりスムーズに、かつ慰謝料の請求などに成功しやすくなるのです。特に、探偵事務所を利用することは大切とされています。不倫訴訟で勝つためには、決定的な証拠が必要不可欠です。それも、肉体関係があることを証明できるものが必要となります。素人では、なかなかその証拠を入手するのが難しいものですね。探偵事務所に依頼すれば、そうした難しい証拠の準備もしやすくなるため、非常に心強いこと間違いないでしょう。
ちなみに、訴訟を起こす上で必要不可欠な弁護士ですが、具体的にどの程度の費用が必要となるかご存じですか?弁護士に依頼した場合かかる、基本的な費用は次のとおりとなります。
- 着手金として20万~40万ほど
- 切手代や収入印紙代として2万~3万ほど
- 出廷1回あたりの日当交通費として1万~2万ほど
- (勝訴判決を得た場合)成功報酬として慰謝料金額の16%~21%ほど
もちろん、詳細な金額は各弁護士事務所によって異なります。まずは、自分が依頼する予定の事務所に相談してみると良いでしょう。
3.不倫で訴訟を起こしたい!まずやるべきことは?
不倫で訴訟を起こす場合にやるべきこと、用意するもの、ポイントなどをご紹介しましょう。
3-1.訴状について
まず、不倫訴訟を起こすために必要不可欠な書類の1つが、訴状です。訴状は個人で作成することもできるものですが、意外と専門知識が必要となります。そのため、個人で作ると失敗してしまう可能性も高いです。弁護士などに依頼することで、しっかりとした訴状を作成できるため、専門家を頼るようにしましょう。
3-2.用意しておくもの
不倫訴訟に必要不可欠なのは、「証拠」です。これがなければ、どんなに優秀な専門家などを頼ったとしても、裁判で勝つことはできないでしょう。特に、不倫の場合は肉体関係の有無が重要となります。ラブホテルに出入りしている写真など、肉体関係があることを証明できる証拠をできるだけ集めておきましょう。
3-3.裁判の流れとポイント
では、裁判の流れとポイントについてお話していきます。
- 裁判所に必要書類を提出し、訴える
- 裁判所から相手(被告)に訴状が送られる
- 両者ともに裁判所へ出向く
- まずは和解提案がされる
- 和解が成立しない場合は、双方に尋問が行われる
- 判決が下される
裁判におけるポイントは、とにかくしっかりとした証拠を準備しておくことです。そして、判決が下るまでにある程度長い時間がかかるため、そのことを頭に入れておきましょう。せっかく裁判に発展しても、証拠不十分などで敗訴になっては元も子もありません。専門家のアドバイスなどを元にしながら、慎重に進めていきましょう。
3-4.不倫訴訟における注意点
不倫訴訟は、思っている以上に時間とお金がかかるものです。特に、判決までに相当な時間を必要とするため、その間の精神的負担に耐え続けなければなりません。当人同士で話し合いをするよりも、円滑に進められることが訴訟の強みですが、その反面で精神的負担などがあることも視野に入れましょう。
4.不倫調査の重要性について
不倫訴訟を起こす際には、不倫調査が非常に役立ちます。ここでは、不倫調査の重要性についてお話していきましょう。
4-1.不倫調査とは何か?
探偵業者が不倫しているかどうかの調査を行うことを、不倫調査と言います。その手のプロが調査するため、本人にも気付かれにくいことが利点です。
4-2.目的と必要性について
不倫調査の目的は、なんといっても「確固たる証拠」を入手することでしょう。訴訟で勝ちを手に入れるためには、肉体関係があることを証明するものが必要不可欠です。しかし、素人が証拠を集めようと思ってもメールの内容や手をつないで歩いている写真などを入手するのが精一杯でしょう。不倫調査を利用すれば、プロがラブホテルを利用する瞬間などを写真に撮るため、より有利に訴訟を進められます。不倫調査は、訴訟を有利にするためにも必要不可欠なものなのです。
4-3.業者に頼む場合は?
不倫調査を専門業者に依頼したい場合、どうすればいいのでしょうか。ここでは、主なポイントをご紹介します。
4-3-1.どこへ依頼するべきか?
まず、依頼するべき場所ですが探偵事務所などになります。たとえば弊社では、プロの探偵が慎重に調査をするため、相手に気付かれることなく水面下で証拠集めを進めていけるでしょう。
4-3-2.調査方法について
浮気調査について、具体的にどんなことが行われるか気になりますね。そこで、主な調査方法をご紹介しましょう。
- 依頼主と日時を決めて、指定の日に調査
- 調査対象者の追跡や尾行などで証拠写真を撮ったり、接触人物を確認する
- 調査中の様子をリアルタイムで依頼主に報告
- 調査が終わったら、証拠写真や映像と報告書を依頼主に提出
このような流れで、調査が行われます。
4-3-3.調査費用の相場
調査費用の相場についてですが、調査内容や必要な証拠の数などで全く異なってきます。それでは、弊社の料金を挙げてみましょう。
- 4日パック(計16時間):190000円
- 6日パック(計24時間):285000円
- 8日パック(計32時間):380000円
より具体的な料金を知りたい場合は、業者に無料見積もりをしてもらいましょう。
ちなみに、弊社ではお一人様1回ですが、お試しパックをご用意してます。1日(4時間)限定ですが、45000円で試せるので気になる人はぜひお申込みください。
4-3-4.業者選びのポイント
探偵業者といっても、色々なところがあるため迷ってしまいますね。そこで、業者選びのポイントをご紹介しましょう。
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 出された見積もりを比較して選ぶ
- 実際に電話で問い合わせをして、相手の対応をチェックする
以上のポイントを意識することで、より良い業者選びができるでしょう。
4-3-5.業者に頼む場合の注意点
不倫調査を業者に頼む場合、当然注意しなければならない点もあります。特に比較せずに選んでしまうと、悪徳業者に遭遇してしまう可能性もあるのです。まず、業者に頼む場合は記載住所と電話番号を確認しましょう。これはサイトで確認できるはずです。住所がはっきりしており、記載住所に事務所があること、電話番号が固定電話やフリーダイヤルであることを確認しましょう。
また、探偵業者の場合は探偵業の届け出をしていないところは、違法な運営をしている業者です。探偵業届け出の項目も確認してください。加盟協会や協力探偵協会などをチェックし、これらの明記がきちんとされていれば、OKです。
5.不倫訴訟についてよくある質問
Q.業者を利用したいけれど、悩みを相談することに抵抗を感じてしまう場合はどうすればいいのか?
A.不倫などの悩みはデリケートな内容であるため、口外するのは非常に勇気が必要です。しかし、誰にも相談せずに悩み続けていたら、どんどん精神的な負担も大きくなってしまうでしょう。業者によっては匿名で相談できたり、女性の相談員がいたりするところもあります。どうしても抵抗がある場合は、ひとまず電話やメールで問い合わせしてみると良いでしょう。
Q.不倫調査をしたいけれど、相手にばれないか不安です。大丈夫ですか?
A.探偵業者で活躍している人たちは、プロばかりです。たくさんの経験を積み重ねてきた人が慎重に調査を進めるため、相手にバレるようなことはありません。
Q.業者に相談したことで個人情報やプライベート情報が漏れることが心配なのですが?
A.悪徳業者の場合、個人情報の流出などが起こる可能性も否めません。弊社のように、加盟協会や協力探偵協会などが明確にされているところを利用してください。また、同業者は守秘義務を徹底しているため、相談内容や結果など個人情報が外部に漏れることはありません。細心の注意を払い、調査と管理を行うので、安心して任せられるでしょう。
Q.交際相手(A)と既婚者(B)に男女関係があったとします。AはBが既婚者と知らずに男女関係を築いてしまった場合、裁判はできないのか?
A.このような場合だと、裁判できないかもしれないと心配になってしまうところですが、大丈夫です。訴訟を起こすことはできます。証拠がきちんと揃(そろ)っており、肉体関係があったことも証明できれば慰謝料を請求できる場合もあるため、諦めずにまずは専門家に相談してみましょう。
Q.不倫に時効はあるのでしょうか?
A.結論から言うと、あります。不倫の事実を知ったところから3年たつと時効扱いです。また、不倫をしているという事実を知らなかった場合は、不倫があったときから20年たてば時効になってしまいます。そのため、不倫に気付いたら早めに行動を始めるようにしましょう。時間がたてばたつほど、証拠などを掴(つか)みにくくなり、訴訟を起こす側(がわ)が不利になってしまう可能性があります。
まとめ
不倫・浮気で訴訟を起こす際のポイントなどをご紹介してきました。訴訟で勝利を手にするためにも、ある程度知識を身に着けておくことは重要です。いざ訴訟となったときに、うっかり抜けているところなどがないように、この記事を参考にして慎重にことを進めていきましょう。