ストーカーになった元彼の対策が知りたい! 証拠を集めるコツとは?
過去の恋人からストーカーされ、その結果、事件に巻き込まれるというニュースをよく聞きます。実際に、ストーカーの相談件数は年々増えているのです。「別れても元彼からしつこく連絡がくる」「元彼が自宅の前で待ち伏せしていた」など、身の危険を感じる行為が増えるたびに、不安は大きくなるでしょう。事件になる前に、早めに手を打っておかなければなりません。そこで、本記事では、元彼がストーカーになる原因やストーカーの心理・対策・探偵社への依頼のポイントなどについて詳しく説明します。
この記事を読むことで、元彼のストーカー行為で悩む日々から抜け出すための情報を得ることができます。ぜひ参考にしてください。
1.元彼がストーカーになる原因や心理など
ストーカーをやめさせるためには、なぜ元彼がそのような行動を起こすのか原因を知る必要があります。恋人同士だったころを思い出しながら、ストーカーの心理に迫っていきましょう。
1-1.原因について
かつて好きになった相手がストーカーになると本当に恐怖を感じるものです。毎日安心して眠れない日々が続くので相手のことを考えたくない気持ちもわかります。しかし、ストーカー対策をするためには原因を突き止めることが大切です。なぜ、元彼がストーカーになったのか考えてみてください。よくある原因は、別れ方です。元彼が納得できない別れ方をすることで、あなたに対する執着心が強くなり、つきまとうようになります。また、けじめをつけないまま恋人関係を終わらせる・元彼のプライドを傷つけるような別れ方も危険です。
1-2.心理について
心理学的から見ると、人は誰でもストーカーになる可能性があるといわれています。人間の脳は、好きな人を見ると報酬系のシステムが活性化する仕組みがあるのです。相思相愛の場合は脳の欲望が満たされていますが、相手から拒絶されると「愛が欲しい」「振り向いてもらいたい」という気持ちが強くなり、過剰な行為に出てしまいます。特に、原因もわからないまま相手からの連絡が断たれる・拒絶されると、「何とかして関係を取り戻さなければ!」と躍起になってしまうのです。その結果、ストーカーになる可能性が高くなります。
1-3.最近の傾向
ストーカーと呼べる行為がなくとも、なり得る行為をする「ストーカー予備軍」が増えてきています。2013年12月にNHKの番組「クローズアップ現代」で放送された内容では、若者たちの間でストーカーになるリスクが高まっていると専門家が指摘していました。スマートフォンの普及でGPSを利用して簡単に相手の居場所がわかり、安易に束縛できるようになったからです。Facebookでは本名で登録している方が多く、ネットストーカーへの危険意識も高まってきています。
2.元彼によるストーカー対策について
それでは、実際に元彼によるストーカー行為にどう対処すればいいのでしょうか。具体的な対策方法や注意点などについて詳しく説明します。
2-1.対策方法とは
主な対策方法は、話し合い・身を守る・警察や周囲へ相談するという3つが挙げられます。それぞれの具体的な内容について見ていきましょう。
2-1-1.話し合い
別れ方に問題がある場合、元彼と話し合う場を設けるのも対策の1つです。話し合いの場では、自分の意志をしっかり伝えなければなりません。元彼に同情せず、別れたい意志をハッキリ伝えてください。話し合いをしても元彼が納得せずに同じ行為を続ける場合は、第3者に入ってもらって話し合いを重ねていきます。直接2人きりになるのは危険なので、弁護士などの専門家を入れて話し合いをしてください。ここで、異性の友人を間に入れてしまうと話がさらにこじれてしまう可能性があるので要注意です。
2-1-2.身を守る
元彼のストーカー行為が急に激しくなる恐れもあります。自分の身の安全を守るためにも、家のカギを交換する・自宅から離れる・引っ越しをするなどして対策を立ててください。もしかすると、元彼が合いカギをつくっているかもしれません。盗聴器を仕掛けられている恐れもあるため、スマートフォンの盗聴器発見器アプリを使うのも対策の1つです。また、使用しているSNSの投稿を控え、周囲にも情報を流さないようにお願いしておきましょう。
2-1-3.警察や周囲へ相談する
元彼のストーカーで悩んでいる多くの女性が1人で抱え込む傾向があります。1人では解決できないケースが多いため、信頼できる友人や家族に相談してみてください。自分では見えてこなかったアドバイスがもらえることもあります。また、警察に相談するのもいいでしょう。ただし、警察が動くためには「証拠」となるものを提示し、事件性があるものだと判断できるかどうかがポイントになります。
2-2.証拠を残す
警察に相談するときは元彼がストーカーしているという証拠を提示しなければなりません。元彼からのメールや着信履歴はすぐに消したくなりますが、大切な証拠になるので残しておいてください。スマートフォンだけでなく、自宅のパソコンやUSBメモリーなどバックアップをとっておくと安心です。また、話し合いをするときは会話の内容をこっそり録音しておきましょう。
2-3.恋人をつくらない
そのほかの対策としては、ストーカーが解決するまでに恋人をつくらないことです。新しい恋人ができたと元彼が知れば、さらにストーカー行為がひどくなる可能性があります。解決するまで新しい恋は控えておいてください。
2-4.注意点
自分でできる対策はたくさんありますが、命の危険を感じたときは警察への相談や探偵などの専門家へ依頼することをおすすめします。行為がエスカレートするほど、1人では手に負えない状況になりがちです。証拠を集めつつ、具体的なストーカー内容をしっかりと警察に伝えてください。1人で抱え込まないように注意しましょう。
3.元彼のストーカー対策~探偵社への依頼
ストーカー対策の1つとして、探偵社へ依頼する方法があります。探偵社に依頼すべきタイミングやメリット・やってくれること・調査方法・探偵社の選び方などについて詳しく見ていきましょう。
3-1.どんな場合に依頼するか
元彼のストーカー行為がエスカレートしている・何とかしてやめさせたい場合は、探偵社に調査を依頼してください。ストーカー対策を受けつけている探偵事務所は、いつ・どこで・何をされたのか依頼者の代わりに記録します。徹底的な証拠がつかめるので、まだ証拠が得られていない方にもおすすめです。
3-2.依頼するメリット
警察が事件性があると判断すれば、ストーカー相手に警告します。それでもストーカー行為がやまない場合は逮捕も想定しておかなければなりません。警察が動くためには、事件性ありと判断できる証拠が必要です。探偵社に依頼すれば、元彼のストーカー行為が証明できる徹底的な証拠が得られるメリットがあります。ストーカー行為を早めの段階でやめさせる大切な証拠です。また、ほかにもどんなストーカー行為をしているのか知ることができます。
3-3.やってくれること
探偵事務所では依頼者の代わりにストーカー行為の実態を調べます。対象者の待ち伏せや監視が基本です。「探偵社アヴァンス」では、実態解明のために素行調査や聞き込みなどを行い、証拠収集を実施します。また、調査後に証拠となる映像や写真を含めた報告書を作成し提示するのです。警察への届け出や裁判資料としても利用可能な調査報告書を退出します。
3-4.調査方法について
対象者に気づかれないように尾行・追跡・実態調査を行います。いつ・どこで・何をしているのか、随時確認しながら尾行する探偵事務所がほとんどです。実績・経験が豊富な探偵ほど、相手にバレずに証拠を押さえてくれるでしょう。安心して依頼するためにも、事前に調査方法を確認してから依頼してくださいね。
3-5.探偵社の選び方
全国各地に探偵社が多数存在しています。探偵社を選ぶ際は、以下のポイントに注目してください。
- 追加費用がなく、低料金
- 調査にかんする高い技術
- 最新鋭の特殊機材の使用
- 調査中も電話やメールで現状報告
- 無料相談・無料見積もりの実施
- アフターフォロー完備
- 日本調査業認定合格者が在籍している
違法業者は見積もり後、追加料金を請求する・丁寧に相談に乗ってくれない・アフターフォローが整っていないという点が目立ちます。調査後でも法的手段を取る場合に力になってくれる業者は、安心して依頼できるでしょう。
3-6.依頼方法
電話・メール・FAXにて依頼を受けつけているところがほとんどです。「探偵社アヴァンス」では年中無休で依頼を受けつけています。休業日をのぞき、24時間以内に返答できるよう心がけておりますのでご安心ください。また、依頼の際は具体的な調査内容を教えていただけるとスムーズにすすめることができます。
3-7.相談窓口
依頼するかどうか考えていない方も、無料相談が可能です。今後どうすればいいのか、悩んでいる方も探偵社に1度相談してみてください。自分では思いつかなかったことや適切なアドバイスを得ることができます。「探偵社アヴァンス」でも無料相談を受けつけているので、ホームページまたは電話にてお問い合わせください。
3-8.費用相場
探偵社に依頼する場合、気になるのが費用ですよね。費用相場は、およそ5万~40万円となっています。「探偵社アバンス」では、1日お試しパック(4時間)で45,000円、4日パック(16時間)で19,0000円、8日パック(32時間)で380,000円です。業者を選ぶ際は、料金体系が明確になっているかどうかも確認してください。
3-9.秘密厳守について
きちんとしている探偵事務所は依頼者の個人情報やプライバシーを大切にしています。情報が外部に漏れないように個人情報の保護・管理を徹底しているのです。また、匿名で無料相談ができます。きちんと秘密厳守しているかどうか、業者に確認しておきましょう。
3-10.注意点
ストーカー対策の実績がない探偵社は、調査中に相手にバレてしまうことがあります。ストーカーをしている元彼自身が調査に気づいてしまうと逆上する恐れがあるので注意しておかなければなりません。そのため、探偵社選びは慎重に行ってください。ストーカー被害がエスカレートしないうちに探偵社に依頼する選択肢を視野に入れておきましょう。
4.元彼のストーカーにかんしてよくある質問
元彼のストーカーにかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。
4-1.ストーカーになりやすい男性の特徴とは?
彼女に依存しやすい男性はストーカーになりやすい傾向があります。交際中に束縛することが多かった・寂しがり屋な一面を持っている男性もストーカーになりやすいでしょう。交際中は優しかったのに、別れた瞬間態度を急変させる人もいるため要注意です。
4-2.ストーカーになった元彼にしてはいけないこととは?
元彼がしてくる行動や振る舞いに反応してはいけません。反応してしまうと「まだ自分のことを好いてくれているんだ」「ただ素直になれないだけなんだ」と、相手のいいように解釈されてしまいます。さらに、ストーカー行為がエスカレートする恐れがあるので気をつけてください。
4-3.プライベートな情報をシャットアウトするコツとは?
以前交際していた間柄でもあるので、住まいや勤務場所・電話番号・家族構成などプライベート情報を元彼は知っているでしょう。そのため、交際中とは別の生活パターンに変えてみてください。通勤手段を変える・早めに帰宅するなど、ひとつずつ情報を消す対策が大切です。
4-4.ネットストーカーの対策が知りたい
情報化社会ともいえる現在、TwitterやFacebookなどを利用したネットストーカーが危険視されています。元彼がネットで監視している恐れもあるため、SNSの利用を極力控えてください。友人との飲み会でも自分が参加していることを示さないように、周囲に協力を要請しましょう。
4-5.同伴調査とは?
探偵事務所によっては同伴調査を行っているところがあります。同伴調査とは調査員とともに現場の同伴・立ち会いを行うことです。調査員の指示に従って、元彼のストーカー行為を自分の目で確認することができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 元彼のストーカー行為はいつの間にかエスカレートすることがあります。「大丈夫だろう」と思っていても、命の危険を感じる瞬間が出てくるでしょう。そんなときはすぐに対策を立なければなりません。ストーカー行為をやめさせるためには、警察による逮捕も考える必要があります。しかし、警察が動くためには事件性を感じられる証拠が必要です。自分で集められない場合は探偵社へ依頼しましょう。そして、ストーカーの証拠を集め、効果的な対策を立ててください。事前に基礎知識やポイントを身につけておけば、事件が起きる前に解決へと導くことができます。