不倫の果てにあるものは…? みじめな末路を迎えないためにやるべきこと
不倫の末路はどうなるのでしょうか。不倫をしている人も配偶者にされている人も、その果てには何があるのか、知りたいと思うはずです。「遊びのつもりが本気になってしまった」「家庭に不満があった」など、不倫に走る理由は人それぞれでしょう。しかし、どんな理由があったとしても、不倫はいけないことです。そして、不倫の果てにみじめな結末を迎えた人はたくさんいます。そのことをしっかりと理解し、早めに対処する必要があるでしょう。不倫をしている人も、されている人も、不幸だけしか残らないような結末を避けるために、今すぐできることを考えてみてください。この記事では、不倫の末路についてご紹介します。
この記事を読むことで、自分がどうするべきなのか分かってくるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.不倫が及ぼす影響とは?
最近は不倫をテーマにしたテレビドラマなども増えてきており、不倫を身近なものとして感じる人も多くなっています。もちろん、今現在、自分が不倫をしている人、配偶者が不倫をしているという人もいるでしょう。不倫が及ぼす影響というものは、思っている以上に大きなものです。
1-1.当事者への影響
まず、当事者である二人には、民事上の責任を問われるなどの危険があります。慰謝料の支払いだけでなく、会社に知られてしまうこと、家族を失うことも考える必要があるでしょう。そのことが自分の人生にとってどういうことなのか、理解しておくことが大切です。
1-2.周囲への影響
また、周囲にも確実に影響は及びます。配偶者の不倫が発覚した場合、今後の人生をどうするかの選択に迫られるのは家族です。離婚して人生をやり直すのか、信頼できない相手と一緒にいる人生を選ぶのか、大変な選択になります。
1-3.子どもへの影響
そして、家庭環境が悪化することは間違いないでしょう。子どもがいる場合は、精神的に不安定になったり非行に走ったりする例も少なくありません。また、自分や配偶者の両親・親族などにも影響が及ぶことを覚えておきましょう。
2.不倫の末路について
不倫の末路として考えられるケースには、さまざまなものがあります。
2-1.離婚
離婚した場合、不倫した方とされた方はどうなるでしょうか。
2-1-1.不倫した方
配偶者の不倫が原因で離婚に至った夫婦は少なくありません。不倫した方は、離婚して不倫相手と幸せになれるかと言うと、そううまくはいかないでしょう。不倫の果てに幸せな人生を手に入れたカップルは、意外と少ないものです。結局は「不倫で離婚した」というレッテルが貼られることになります。
2-1-2.不倫された方
そして、不倫された方は、今までの暮らしを奪われることになるのです。特に、女性は仕事を探すなど、一人で生きていく覚悟をしなければなりません。子どもは片方の親を失い、不自由な人生を歩き始めることになるのです。
2-2.家庭内不和
「離婚しない」という選択をする夫婦もいます。しかし、そこに残るのは確実な「家庭内不和」です。一度裏切られた相手と、今までどおりの暮らしができる人はいないでしょう。裏切られた悲しみと憎しみが消えず、家庭内でも「口をきかない」「ケンカが絶えない」という状況になることは目に見えています。そのような環境で育った子どもが、精神的にまいってしまうケースも多いでしょう。
2-3.子どもとの別れ
離婚する場合、不倫した方は子どもを失います。通常、不倫した方が親権を持つことはないでしょう。子どもにつらい思いをさせたい親はいません。不倫していても離婚したくない理由の一つは「子どもと別れたくない」というものでしょう。しかし、人の道に外れてしまった以上、仕方のないことなのです。
2-4.慰謝料、養育費
もちろん、慰謝料や養育費など金銭面での負担も発生します。慰謝料の金額は、不倫していた期間や状況などによって決まるのが一般的です。ケースによっては全財産を奪われてしまうこともあるため、今後の人生がどうなるか想像できるのではないでしょうか。養育費については、子どもがある程度の年齢になるまで払い続ける必要があります。再婚が難しくなるなど、金銭的な問題以外にも考えなければならないことがたくさんあるのです。
2-5.社会的制裁
不倫した側(がわ)は、当然、社会的制裁も受けることになります。不倫された配偶者の復讐(ふくしゅう)として会社に報告され、左遷や降格の対象になった例も少なくないのです。特に、社内不倫の場合はよくあるケースでしょう。
2-6.人間不信
信頼していた配偶者に裏切られ、人間不信になってしまった人も少なくありません。特に異性が信じられなくなり、離婚しても再婚せず、孤独に暮らす人生を選択することになるのです。
2-7.再度の不倫に悩むことも
不倫相手と別れて夫婦関係をやり直すことにしても、不倫された方は「また繰り返すのではないか?」と不安な思いをして暮らすことになります。少しでも怪しいことがあると疑い、お互いに苦しい結婚生活になってしまうでしょう。
3.不倫でみじめな末路を迎えないために
不倫でみじめな末路を迎えないためには、早めに不倫自体をやめるのが一番です。そのためにやるべきことをまとめました。
3-1.不倫をやめる、やめさせるためにすべきこと
不倫をやめる、やめさせるためにすべきことをそれぞれご紹介します。
3-1-1.不倫をやめるには?
誰もが、したくて不倫をしているわけではないと思います。しかし、やめたくてもなかなかやめられないのが不倫というものです。みじめな末路を迎える前に不倫をやめるためには、強い意志が必要になるでしょう。不倫の末路に幸せなどないことを知り、しっかりとそのリスクと向き合ってください。乗り越える決意がない人は、今すぐ不倫をやめるべきです。中途半端に電話やメールではなく、きちんと会って別れを告げましょう。そうすることで、「もう戻らない」という強い決心が生まれるはずです。
3-1-2.不倫をやめさせるには?
配偶者の不倫をやめさせるためには、まず不倫していることを認めさせる必要があります。普通に問いただして不倫を認める人はいないでしょう。言い逃れのできない、確実な証拠をそろえることが大切です。しかし、現実に不倫の証拠集めは簡単ではありません。失敗すれば不倫を疑っていることに気づかれ、証拠を隠されてしまう可能性もあるのです。自分で証拠をつかむ自信がない人は、プロに依頼しましょう。
3-2.専門家に相談しよう!
専門家に依頼するメリットや各依頼先への相談方法をまとめました。
3-2-1.依頼するメリット
不倫の調査を専門家に依頼することで、確実な証拠を手に入れることができます。何が裁判で認められる証拠なのか、知識もないまま証拠探しをしても時間の無駄になってしまうでしょう。そういった知識を持った専門家なら、効率的に証拠をつかんでくれるはずです。もちろん費用はかかります。しかし、自分の時間と労力を使わずに済むため、メリットは大きいのではないでしょうか。
3-2-2.弁護士
不倫の相談先としてまず思い浮かぶのが弁護士でしょう。ただし、弁護士の仕事は証拠を武器にして法的に動くことです。つまり、不倫の証拠を集めることはできません。そのため、確実な証拠があって慰謝料を請求したいときなどに、相談してみるとよいでしょう。無料相談を受け付けている弁護士事務所もあるため、チェックしてみてください。
3-2-3.司法書士
弁護士に敷居の高さを感じるなら、司法書士に相談する方法もあります。慰謝料請求にかんしては大変頼りになる存在です。慰謝料に関する書類の代筆や慰謝料交渉の代理人なども任せることができます。ただし、司法書士が扱えるのは慰謝料請求の金額が140万円以下の場合だけです。事前にしっかりと検討しましょう。
3-2-4.探偵社・興信所
探偵社や興信所は、対象者を張り込み・尾行することで不倫の証拠をつかむのが主な仕事です。裁判でも有利になる確実な証拠を集めたいなら、探偵社や興信所に依頼するのが一番でしょう。料金体系は会社によって異なるため、まずは無料相談を利用して確認することをおすすめします。
3-3.相談窓口
「探偵社アヴァンス」は、業界トップクラスの調査力を誇ります。他社に比べて低価格で不倫調査を承っていますので、ぜひチェックしてみてください。こちらから無料相談をご利用いただけます。実際に調査を行うスタッフが実務経験を踏まえてアドバイスしているため、役立つ情報を得られるはずです。
3-4.注意点
自分で行う不倫調査は「気づかれやすい」というリスクがあるだけでなく、プロに依頼するよりもお金がかかってしまう場合もあります。レンタカーやICレコーダー、GPSなど、用意するべきものはたくさんあるのです。また、裁判で認められる証拠を自分で集めるのは困難でしょう。お金と時間を無駄にしないためにも、プロに依頼することを検討してみるべきです。
4.不倫の末路に関するよくある質問
「不倫の末路を知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.不倫と浮気はどう違いますか?
A.「浮気」は結婚していてもしていなくても適用される言葉です。一方の「不倫」は、両者またはどちらか一方が結婚している場合に使います。
Q.不倫した場合、慰謝料の相場はどのくらいですか?
A.一般的には50~300万円と言われています。不倫が原因で離婚に至った場合、夫婦関係を継続する場合など、ケースによって金額が変わることが多いでしょう。
Q.慰謝料請求で有利になる証拠とはどのようなものですか?
A.肉体関係があったことが推測できる内容のメールやライン、ホテルなどに出入りしている写真や動画などは、有利な証拠になります。複数の証拠を組み合わせることで慰謝料を請求できる場合もあるでしょう。
Q.不倫の証拠がなければ慰謝料を請求することは不可能でしょうか?
A.当事者の自白があれば、明確な証拠がなくても慰謝料請求は可能です。
Q.不倫を何度も繰り返す心理とはどのようなものでしょうか?
A.不倫を繰り返す人は罪の意識が希薄であり「不倫は罪」という意識を持っていません。また、「どうせ離婚されることはない」というように、パートナーを甘く見ている人が多いでしょう。
まとめ
不倫の末路についてご紹介しました。軽い気持ちで始めたものだとしても、不倫が自分や周囲に及ぼす影響は大きなものです。その重大さをよく理解して、今すぐ対処する必要があるでしょう。もし、パートナーの不倫に悩んでいるなら、ぜひこの記事を参考にしてすすむべき道を決めてください。