同棲中に浮気をするのはなぜ? 進むべき道を決めるための5項目

同棲している恋人の浮気にお悩みではありませんか? 「ずっと一緒にいられるから」「将来のことを考えて」など、同棲する理由はさまざまです。しかし、同棲していてもどちらか一方が浮気をしてしまうと、今後のことを真剣に考えなければなりません。 このまま同棲を続けるにしても、別れるにしても、事実を明確にしたいと思うのは当然のことです。また、同棲を解消して慰謝料を請求することはできるのでしょうか? この記事では、同棲している恋人の浮気を明確にする方法や調査を依頼する方法などをまとめています。

  1. 同棲について
  2. 同棲中の浮気について
  3. 同棲中の浮気、どうするのか?
  4. 浮気の相談や調査について
  5. 同棲中の浮気にかんするよくある質問

この記事を読んで、自分がどうするべきか考えてみてください。相談先についても詳しくご紹介しています。

1.同棲について

まずは、同棲について解説します。

1-1.同棲とは?

簡単に言うと、婚姻関係にない恋人同士が同じ家に暮らすことです。ここに恋愛関係がない場合は、同棲ではなく「同居」ということになります。最近はルームシェアをする人たちも増えてきていますが、同棲とは別のものになるのです。「3年以上同棲をしていると内縁関係が成立する」と言われていますが、そこには条件があります。まず、2人に婚姻の意思があること、そして、共同生活をしていることです。つまり、将来結婚する気持ちがない場合、その同棲に内縁関係は成立しません。

1-2.メリットとデメリット

同棲にはさまざまなメリットがあるように思えますが、実はデメリットもたくさんあります。

メリット

  • 結婚後の生活が予測できる
  • お金がたまる
  • 一緒に過ごす時間が増える
  • 結婚に比べて責任が少ない

デメリット

  • 生活感が出てマンネリ化してしまう
  • 結婚の決断が鈍る
  • 両親への印象が悪くなる

1-3.最近の傾向

最近の傾向としては、結婚前に同棲するカップルの割合が急増しています。離婚率が上昇していることもあり、結婚に対して慎重になるのは当然のことです。そのため、すぐ「結婚」ではなく、本当にうまくいくのか「まずはお試しで」という感覚で同棲に踏み切る人が多くなっています。そのほかにも、「結婚したいけれどお金がないため、同棲をしてお金をためたい」というカップルも多いのが現状です。しかし、現実には同棲から結婚に結びつくカップルばかりではないということを覚えておいてください。

2.同棲中の浮気について

では、なぜ同棲中にもかかわらず浮気をするのでしょうか。その理由や特徴などをご紹介します。

2-1.なぜ浮気をするのか?

恋人と同棲しているにもかかわらず、浮気をする人の心理とはどうなっているのでしょうか。実際に、同棲中の浮気を経験したことがある人の意見には以下のようなものがあります。

  • 恋人というより「家族」のようになってしまった
  • マンネリ化してきた
  • ドキドキするような恋を求めてしまった
  • 結婚のイメージがわかなかった

2-2.同棲中の浮気、特徴と問題点

上記の結果から分かるように、長く同棲すればするほど、相手のことを異性として見ることができなくなってくる傾向にあります。そこには「家族」のような安心感が生まれ、恋が始まったときのような「ドキドキ」や「ときめき」がなくなってしまうのです。その結果、刺激を求めてほかの異性に気持ちがいってしまうのでしょう。また、同棲すると「結婚が先延ばしになる」とも言われています。「いつでも結婚できる」「結婚しなくても、このままでよい」という気持ちから、将来のことを考える気持ちがなくなってしまうカップルも多いのです。そして、その余裕から浮気に走ってしまいます。

3.同棲中の浮気、どうするのか?

同棲中の浮気が発覚した場合は、どうすればよいのでしょうか?

3-1.浮気発覚後の対応について

同棲しているからには、当然将来のことを考えている人がほとんどでしょう。そんな相手の浮気が発覚してしまったら、途方に暮れてしまいますよね。すぐに別れを考える人もいるでしょう。しかし、まずは冷静になってください。勢いで別れてしまって後悔することにならないよう、しっかりと考えましょう。気分転換をして冷静な判断力を取り戻すこと、そして、納得がいくまで話し合うことも必要です。決して感情的にならず、自分の思っていることを伝えましょう。その上で、相手の言い分にも耳を傾けてあげてください。

3-2.別れるべきか、別れないべきか

相手の浮気が発覚したとき、別れるべきか別れないべきかで迷う人は多いでしょう。以下を参考にして考えてみてください。

別れるパターン

  • 恋人が浮気相手と一緒になりたいと望んでいる
  • 異性として見ることができないと言われた
  • 今後も結婚は考えられないと言われた

別れないパターン

  • 反省している様子がある
  • 浮気相手とは別れてくれた
  • まだ「この人と結婚したい」という気持ちがある

3-3.結婚できるのか?

同棲中の浮気を経験したカップルの中にも、結婚した人たちはたくさんいます。浮気されたからと言って「もうこの人とは結婚できない」と悲観的になる必要はないでしょう。しかし、浮気された過去はなかなか忘れられないものです。結婚した後も、何十年もその過去を忘れられないまま過ごす人もいます。そんな自分を想像してみましょう。

3-4.修復・復縁の仕方

関係の修復を望んでいるなら、あなた自身も努力が必要です。まず、相手ばかりを責めないことが大切でしょう。浮気をしたときの心理状態や、自分にも悪かった部分がなかったかなどを考えた上で話し合いをしてください。そして、時間がたってからは問題を蒸し返すことがないようにしましょう。いつまでも根に持っていると思われ、相手が嫌気をさしてしまう可能性があります。

3-5.慰謝料について

前述したとおり、同棲中の浮気に対して慰謝料を請求できる場合もあります。ただし、慰謝料が請求できるのは、以下のケースだけです。

  • 同棲している期間が3年以上あり、婚姻の意思がある
  • 婚約をしている

ただし、慰謝料の請求が認められるためには、相手が浮気をしていたという確実な証拠が必要です。

3-6.注意点

特に慰謝料の請求を考えている場合は、浮気の証拠をそろえるために注意が必要になります。自分で証拠をつかもうとすると失敗する危険があるでしょう。浮気を疑っていることに気づかれれば、相手は慎重に行動するようになります。そうなると、確実な証拠をつかむのが難しくなるはずです。本気で証拠をつかみたいと思っているなら、プロに相談することも検討しましょう。

4.浮気の相談や調査について

浮気の相談や調査を依頼する方法、選び方のポイントをご紹介します。

4-1.相談や調査をすべき場合とは?

相談や調査を依頼すべきなのは、以下のようなときです。

  • 浮気の慰謝料を請求しようと思っている
  • 自分で証拠をつかむ自信がない
  • 別れるべきなのか自分で決められない

このようなときは、プロに相談したり調査を依頼したりしてみるとよいでしょう。自分で証拠探しをする時間や手間も省けますし、相手に気づかれて用心される心配もありません。

4-2.相談や調査の依頼先

相談や調査の依頼先としては、以下のようなところがあります。

4-2-1.弁護士

浮気問題を弁護士に相談する人は少ないでしょう。しかし、慰謝料が発生するようなケースでは、弁護士に相談すると有利にすすめられるはずです。弁護士は書面の作成から相手との交渉まで一貫して対応できるため、自分にかかる肉体的・精神的負担を大きく軽減できます。しかし、気になるのは費用の面です。報酬の額は弁護士によって異なりますが、総額で数十万円というお金がかかってしまうこともあります。無料相談を受け付けている弁護士事務所などもあるため、まずは相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

4-2-2.探偵会社・興信所

探偵会社や興信所に調査を依頼することで、浮気を立証できる証拠が得られる可能性が高くなります。慰謝料を請求するにしても、有利な条件をそろえることができるでしょう。弁護士に依頼するよりも費用が安く済むというメリットもあります。ある程度の費用はかかっても、確実な証拠がほしいという人は、探偵会社や興信所に依頼するとよいでしょう。

4-2-3.カウンセリング

「ただ悩みを聞いてほしい」というときもあると思います。友人や家族には相談しにくくても、他人になら相談しやすいこともあるはずです。特に、同棲している相手の浮気問題となると、慎重になる人も多いでしょう。そんなときは、カウンセリングを利用してみてください。行政の相談窓口を利用する方法もありますし、探偵会社でも無料相談を受け付けているところがたくさんあります。実質的な問題解決には至らなくても、自分がどうするべきか決める上でのヒントがもらえるのではないでしょうか。

4-3.選び方のポイント

相談や調査の依頼先を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。

  • 目的に合った内容の対応をしてくれるか
  • 料金設定は明確であるか
  • 実績は豊富であるか
  • 親切でスピーディーな対応をしてくれるか
  • 無料相談を受け付けているか

4-4.相談、調査方法

探偵社アヴァンス」では、張り込みや尾行・追跡によって浮気調査をしています。現場の調査員が1時間ごとに状況を報告いたしますので、安心してご利用ください。こちらから無料相談の申し込みができます。

4-5.料金相場

調査の料金は、依頼先によって異なります。パック料金型や成功報酬型など、料金体系もそれぞれなので、事前に確認しておいてください。複数の業者に無料見積もりを依頼して、比較してみるとよいでしょう。大まかな相場を知ることができます。

4-6.注意点              

自分が集めた情報がある場合は、必ず調査依頼先に伝えておきましょう。そうすることで、成功率を上げることができます。少しでも事前情報があれば調査の短縮にもつながりますし、費用も安く済ませられる可能性があるでしょう。依頼先との信頼関係を築くためにも、調査に役立つ情報を用意しておくことをおすすめします。

5.同棲中の浮気にかんするよくある質問

「同棲中の浮気について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめてみました。

5-1.内縁状態とはどのような状態を言いますか?

A.婚姻届を提出していないだけで、実質的に夫婦のような状態になっていることを言います。同棲の期間や、生活費を2人で出しているか、他人に夫婦として見られているかなどで判断されることになるでしょう。

5-2.同棲していた恋人に浮気された場合、慰謝料はどれくらい請求できますか?

A.さまざまな状況が考慮されて決定することになるため、一概には言えません。一般的に、内縁状態だった場合は300万円ほどの慰謝料が認められることが多いでしょう。

5-3.口約束だけでも婚約は認められますか?

A.基本的には認められることがほとんどです。しかし、両親に挨拶をしていない、同棲期間が極端に短いなどの場合は、認められないケースもあります。

5-4.浮気の慰謝料はどのように請求すればよいですか?

A.浮気の根拠を記載した書面を内容証明郵便で送る方法が一般的です。負担を軽減するためには、弁護士に依頼するとよいでしょう。適正な金額での慰謝料を獲得できる可能性が高くなります。

5-5.浮気調査を探偵に依頼するのは違法になりませんか?

A.日本には「探偵業法」という法律があり、この法律に基づいて調査している会社であれば、違法性はありません。証拠写真を撮影したとしても、プライバシーや肖像権の侵害にはならないのです。

まとめ

いかがでしたか? 同棲中の浮気について、その心理や対処法・調査方法などをまとめてご紹介しました。将来のことを考えて同棲をしているカップルの中には、一方の浮気によってつらい思いをしている人もたくさんいます。浮気が疑わしいとき、発覚したときは、一体どうすればよいのでしょうか。ぜひこの記事を参考にして、自分が選択すべき道を決めてください。